年金・老後のお金クリニック/年金と確定申告についてのQA

月18万円の年金をもらいながら、年収400万円の契約社員として働いている場合、確定申告は必要?

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度は、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に、専門家が回答します。今回は、月18万円の年金をもらいながら、年収400万円の契約社員として働いている人の確定申告についてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

拝野 洋子

執筆者:拝野 洋子

ファイナンシャルプランナー・社会保険労務士 / 年金・社会保障ガイド

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老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に、専門家が回答します。今回は、月18万円の年金をもらいながら、年収400万円の契約社員として働いている人の確定申告についてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

Q:月18万円の年金をもらいながら、年収400万円の契約社員として働いている場合、確定申告は必要?

「昨年4月に65歳になり月18万円ほど年金を受け取りながら、契約社員として会社には残り、年収は400万円ほどです。確定申告は必要ですか?」(渡邉)
確定申告は必要になりますか?

年金をもらいながら勤務。確定申告は必要になりますか?

A:一般的に年金以外の所得が20万円を超えている場合は、確定申告は必要です

公的年金から所得税が差し引かれている年金受給者には「確定申告不要制度」があります。

一般的に公的年金等収入が400万円以下で、公的年金等以外の所得金額が年間20万円以下であれば、確定申告は不要です。公的年金以外の所得金額が年間20万円以下というのは、年収にすると75万円以下(20万円+給与所得控除55万円)になります。

しかし給与所得など公的年金以外の所得が年間20万円を超える場合は、確定申告は必要となります。税務署に確認してみましょう。

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