「捨てるべき」人間関係の特徴4つ
1:無理して話を合わせないといけない相手
プライベートでは、「気が合わない」「楽しくない」と思う相手と無理に関係を続ける必要はありません。大人になると話を合わせることはできますが、話していて「しっくりこないな」と思うことはあるもの。それは、価値観や好みの相違から生じる場合が多いでしょう。
学生時代の友達でも、卒業後にしばらくしてから会うと、話が合わなくなってくることはあります。それは、同じ環境で過ごした学生時代から、しばらく会わないうちに「お互いが見てきたもの、経験してきたことが変化した」から。
人は、日頃から接しているものや環境から影響を受け、それによって価値観も思想も変化していきます。だから、いくら学生時代に話が合ったとしても、再会したときに合わなくなってしまうのはよくあることなのです。
気が合わない相手と話していると、イライラしてしまう場合もあるので、いくら長い付き合いの相手であっても、会わないほうがお互いにとっていいこともあります。
本当に気の合う相手とは、2時間も3時間も楽しく話し続けてしまうもの。仮にお互いに話し下手だとしても、一緒にいるだけで心地良く、あっという間に時間が経ってしまうものです。そういう相手と時間を過ごしたほうが楽しめるでしょう。
2:嫉妬したり、されたりする相手
プライベートでの人間関係は、できることなら「お互いに相手の幸せを願い合えるような関係」であることがベスト。逆に、相手から嫉妬されたり、自分が嫉妬したりするような関係の場合は、お互いに足をひっぱり合ってしまう恐れがあります。似たような環境にいる人同士だと、分かり合えて仲良くなることも多いですが、その代わり、どちらか一方があからさまに幸せな状況に変わると、嫉妬したり、されたりする関係になりやすいものです。特に、距離が近すぎる友達関係は、嫉妬が生まれやすい傾向にあります。
誰もが、他の人に邪魔されずに、自分らしく輝いていく必要があります。それが、「自分の人生」を生きるために大切なことです。その障害となる相手とは、少し距離をあけるようにしたほうがいいでしょう。
3:一緒にいると堕落する相手
人は、関係性が深い相手から大きく影響を受けます。だから、「ずるい人」「欲望や感情に振り回される人」「人生を諦めている人」と関わっていくと、自分も似てきてしまうのです。例えば、ちまたには「友達がやっているから」といってパパ活をしたり、ママ友(パパ友)同士で不倫のアリバイを協力し合ったりする関係もあるようです。ずるい相手と付き合うと、自分の心の弱い部分が刺激されて、「相手もやっているから、自分もやってもいい」という発想になってしまいます。
恋愛でも、「一緒にいて堕落していく関係」はあります。特に、依存し合ってしまう相手とは、一緒にいればいるほど、お互いに残念な人になっていくことが多いです。
「精神的な自立」をすることは、人間の成熟において大切なこと。しかし、依存し合う相手がいると、その機会を失ってしまいます。
さらに、自分で自分を幸せにできない人は、「相手に幸せにしてもらおう(=相手を利用しよう)」として、相手を思い通りにコントロールしようとする傾向があります。それでは、一緒にいて窮屈な思いをしたり、されたりしてしまうでしょう。
まずは自分自身がしっかり自立すること。そして、同じく自立している相手と関わるようにしたほうが、建設的な関係になることは多いのです。
4:自分を利用してくる相手
人にすり寄って、お世辞を言って持ち上げながら、気を許した相手を利用しようとする人は存在します。一見、良き理解者(友達)のように見えても、その人にとっては友情なんてものはなく、本心では「自分にとって利用価値のある相手かどうか」にしか興味がないのです。そんな人を信用してしまうと、あっさり裏切られてしまうことも少なくないので、気を付けたほうがいいでしょう。
できることなら、プライベートでは「一緒にいることで幸せになれる相手」と付き合いたいもの。そういう相手がどうかを、きちんとジャッジできる目を持っていたいものですね。