節約

「排水口バスケットをやめてみる」面倒な排水口掃除をラクにする4つのコツ

ヌメリや食材カスなどが溜まりやすい排水口周りは、キッチン掃除の中でも特にやっかいな場所。しかし使うアイテムを変えるだけで掃除をラクにすることができます。今回は、排水口の掃除をサッと済ませたい人におすすめのコツやアイテムを紹介します。

矢野 きくの

執筆者:矢野 きくの

節約・家事・100円ショップガイド

食材カスが溜まりやすく、少し気を抜くとすぐにヌメリが付いてしまう排水口。つい掃除を敬遠しそうになってしまいますが、放っておくと衛生的ではないうえ、悪臭の原因になってしまいます。今回は面倒な排水口周りの掃除をラクにする4つのコツをご紹介します。
 

排水口カバーをシンプルな形状のものにする

掃除がラクになる排水口カバー

画像中央の排水口カバーは100円ショップで購入

排水口カバーといえば、かつては画像左の「菊割れゴム」が一般的な形でした。しかしこの菊割れゴムは、掃除に手間がかかってしまう要因の1つでもありました。

溝がたくさんあるので、そこに食材クズが溜まってしまい、ヌメリのもとになってしまうのです。この菊割れゴムを清潔に保とうとすると、頻繁に歯ブラシなどで溝まで磨かなければなりません。
食材クズがたまりやすい菊割れゴム

食材クズがたまりやすい菊割れゴム

そんな面倒臭さを解消してくれるのが、溝のないシンプルなデザインの排水口カバーです。食材クズが溜まるようなくぼみがないので簡単に洗うことができます。最近では100円ショップでも売られているので、手軽に入手することができます。

さらにおすすめなのが、銅製の排水口カバーです。「10円玉を排水口に置いておくとヌメリが付きづらく、掃除がラクになる」という昔ながらの家事の知恵を耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。筆者は2カ月ほど前に銅製の排水口カバーに替えたところ、ヌメリがグッと減ったことを実感しています。
 

網目の排水口バスケットをやめる

排水口バスケットにネット

排水口バスケットにネットをかけていても網目にヌメリが付いてしまう

細かいメッシュの排水口バスケット。そのまま使っても、上の画像のようにネットを取り付けて使っても、どうしてもヌメリや汚れが付いてしまいます。
 
シンク掃除が楽になる排水口ネットホルダー

レイエの「シンク掃除が楽になる排水口ネットホルダー」

そこで出会ったのが、オークスのレイエシリーズ「シンク掃除が楽になる排水口ネットホルダー」(税込1100円)。ネットを被せて使うユニークな形の排水口ネットホルダーです。ホルダーの面積が少ないうえに防汚剤が配合されているので、汚れやヌメリが付きづらく掃除が一気にラクになります。
 

防臭ワンを銅素材のものに取り替える

銅が使われている防臭ワン

防臭ワンにも銅が使われているものがある

排水管から虫や悪臭が上がってくるのを防ぐための防臭ワン。ポリプロピレン製のものが一般的ですが、銅が使われているものもあります。先にご紹介した排水口カバーと同様、銅製なのでヌメリが付きづらく掃除の手間が減ります。

銅製の排水口カバーや防臭ワンの価格帯は1000円~3000円ほど。ホームセンターや大手ネットショッピングモールでも購入することができます。
 

1日の終わりにきれいな水を貯めておく

排水口掃除

きれいな水を貯めておくことで汚れが付きづらくなる

1日の最後に水道水を多めに流し、防臭ワン周りにきれいな水が貯まっている状態にしましょう。ここに調味料や食材クズがついた水が溜まっていると、どうしてもヌメリの原因となってしまうからです。これはどんな素材の防臭ワンの場合も同じです。

多少の出費はかかりますが、アイテムを取り換えることで排水口の掃除はグッとラクになります。家事を時短したいと思っている方はぜひ検討してみてください。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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