いい人だけど恋愛対象として見られない……恋愛対象として圏外に
「いい人」とは言われるのに……恋愛対象として見られないのはなぜ?
恋愛における「いい人」評は「どうでもいい人」と同義です。男性ばかりでなく、女性に対しても「いい子なんだけどね……」というケースは多々あります。
「いい人」というのは、見方を変えれば「毒にも薬にもならない人」のこと。そんないい人が恋愛対象として圏外になってしまうのは、なぜなのでしょうか。
女性の多くは「モテるタイプ」を誤解している
「優しい女性が愛される」、それは本当です。しかし「愛され」と「モテ」は似て非なるもの。「優しさ」は好感を持たれる要素ではありますが、ときめきをもたらすものではありません。それなのに、多くの女性は他人に優しくあること、いい子でいることを美徳と考え、男性から好かれるために優しくあろうと努めます。好感度という意味では、優しいことは有効です。素直であること、笑顔を絶やさないことなども、不特定多数の人から好かれる要素といえるでしょう。だけどそれは「モテる」こととイコールではないのです。
男も女も、異性を惹きつけるのは「セクシーさ」。女性であれば「女らしさ」を連想させること。男性があなたを「女性」として意識することで、恋愛対象に入るのです。しかし、セクシーさを強調してモテるのは諸刃の剣。あまりに「メス」的なフェロモンが強いと、恋愛としてのモテだけでなく、性的な意味(いわゆる体目当て)の対象になってしまいます。
「セクシーさ」のさじ加減は、一朝一夕に会得できるものではありません。分かりやすいセクシーさ(肌の露出など)よりも実践すべきは「私は女性である」という内面の意識。常に女性であることを意識していれば、選ぶアイテムが変化し、所作にも女らしさが漂ってきます。
特定の男性を惹きつけたいなら、あなたの「女性らしさ」を彼に認識させることから始めましょう。愛されるための「優しさ」アピールは、恋人になってからのほうが効果的です(笑)。
「いい人止まり」になるのは「無難すぎる」から
好きな人ができても、いつも片思い。友達にはなれても、それ以上の進展ができないとしたら、原因はあなたのほう。あなたが恋心を抱く彼に、優しく接する女性はたくさんいるはずです。生活圏の中で出会う女性が多数いる中、ただ優しい人では印象に残りません。無難すぎるのです。男性の視界に入るだけで一目惚れされるのは、特別光って見えるレベルの美女か、強烈な第一印象を残すキャラの立った女性。あなたがそのどちらでもないのであれば、何らかのインパクトを相手に与えない限り、一歩抜きんでることはできません。
ドラマや漫画で、彼の前で大失態を犯して「変な女」と笑われたあげく恋に落ちるストーリーがありますよね。つまりはそういうこと。インパクトとは、何も「すごいこと」じゃなくてもいいのです。素のままのあなたからにじみ出る個性でもいいし、思いがけなく見せてしまうドジな一面でもいいのです。
大事なのは、あなたの魅力を彼に気づいてもらうこと。待っているだけでは気づかれないし、視界に入るだけでも足りません。彼と物理的な接近を試みたり、心の距離を縮めたりするための努力も必要なのです。
モテるのは「好きなタイプ」だけでいい
現在「恋人募集中」のあなたは、モテるようになりたいと考えていることでしょう。しかし恋人を作るためにモテる必要はありません。恋人がたくさん欲しい人ならともかく、1人いれば満足というのであれば、モテるべきはその恋人(候補)のみ。不特定多数を対象とするよりもずっと簡単です。ターゲットは、あくまであなたの好みに一致する男性だけ。すでに生活圏にいる中であなたのタイプに合致する男性でもいいし、婚活パーティーなどで出会う中に好みの男性を見つけたら、その人だけに照準を絞ればいいのです。
彼との共通点を探す、彼の好み(物や趣味など)に興味を持つ、彼に楽しい時間を提供する……それは相手と親しくなるための基本中の基本。みんなに優しくするよりは難しいかもしれませんが、不特定多数に八方美人でいるよりは疲れないはず。
「いい人」をやめる必要はありません。今よりもっと自分らしさを出し、好きな相手に接近する勇気を出して、恋を仕掛けましょう!
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