居留守はしない
訪問販売が来ると、断るのが面倒と思い、居留守を使う人は多いようです。ただ、居留守というのは、モノを売る側からすると、断られていない状態であるため、何度も訪問される可能性があるのです。また、居留守を本当に居ないと思われてしまった場合、日中は留守の家庭と認定されてしまうこともあるでしょう。万が一、訪問セールスを装った空き巣だった場合、思わぬ犯罪に巻き込まれてしまう可能性があるのです。
もし、訪問販売が来たときには、はっきりといらないと答えることが大切です。
断るときに、「夫に聞いてみないと分からない」「今はいらない」「考えてみます」などの可能性が残るような断り方をすると、訪問は続きます。はっきりと「いらない」ことを伝えることが大切なのです。
はっきりと理由を伝えて撃退!?
マンションなどで、うっかり共用部分などで訪問販売に遭遇してしまったときには、はっきりと理由を伝えて撃退を試みてください!知識といっても難しいことを知らなくてもOK。通信会社の場合、「プロバイダーやプランは、現在契約しているプランを気に入っているので、変えることはできない」などと伝えましょう。また、リフォームなどの場合には、「リフォームする予定はない」と伝えて、再訪問しても無理、仕事につながる可能性はないということを知ってもらいましょう。
基本的に、しつこく追い回されるようなことはないハズですので、安心して断ってください。
マンションなどの場合、管理組合でルールを決めてもらい、訪問販売を断るのも手です。そもそも、訪問セールスの人がマンションの内部に入られなければ、断るのに苦労することもありませんよね。
マンションなどの場合、管理組合でルールを決めてもらい、訪問販売を断るのも手です。そもそも、マンションの内部に入られなければ、断るのに苦労することもありませんよね
断るときには横柄にならないこと
直接、対面で断る他、電話などで断ることもあると思います。そのとき、どうせ知らない相手だからと、横柄な態度で断るのはNGです。訪問販売やセールスなどの仕事をしている人も、何らかの使命感を持って、その仕事に取り組んでいます。自分に「お願いします」と頭を下げたからといって、その人が下で、自分が上であるということはありません。たまたま、シチュエーションがそうさせているのです。
断るときには、「うちではいりません」というように話します。間違っても上から目線で嫌そうな雰囲気で断らないことです。余裕があれば、「ご苦労様です」などの労いの言葉をかけてもいいですね。
訪問販売に労いの言葉?と思うかもしれませんが、訪問してきた人は、何らかの使命感や仕事で来ていることに変わりはないのですから、労いの言葉をかけても問題はないですよね。
また、基本的に玄関のドアは開けないことは鉄則ですが、いつまでも帰らないような場合には、迷わず警察に電話をして指示を仰ぐことも大切です。