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「売上ほぼ0円」のイタい思いも……メルカリを使いなれた人でも失敗しがちなこと5選!

メルカリ歴8年以上の筆者ですが、たまに「失敗したな」と思うことがあります。メルカリユーザーが注意すべき5つの失敗ポイントと対策を紹介します。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

メルカリで失敗しがちなこと5つを解説

メルカリで失敗しがちなこと5つを解説

不用品を売ったり欲しいものを買ったりするメルカリのユーザーは、取引がうまくいった経験がある一方で、失敗したと思うようなこともあるでしょう。メルカリ歴8年以上の筆者自身も失敗したなと思うことがあります。この記事では、筆者自身の経験を通して、メルカリで失敗しがちなことやその対策を5つ紹介していきます。
 

出品者が失敗しがちなこと

まずは出品者として、筆者が失敗したことを紹介していきます。

■ダメージの見落とし
不用品を出品する際に状態のチェックは欠かせないのですが、うっかり見落としてしまうこともあります。たとえば洋服の場合、襟や袖口など見やすい部分は丁寧にチェックできるのですが、脇の下を見落としてしまったことがありました。

袖をずらして確認することになりますし、まさか脇の下にダメージがあるとは思っていなかったのです。でも少しほころびができていて、そのまま販売していたらきっとクレームが来たことでしょう。幸いにも購入される前に気づいたので、すぐに写真を追加して、商品説明に追記もしました。

外側から見えづらい部分は見落としたり、チェックが甘くなったりしがちです。表面よりも、むしろ隠れている部分を入念に確認するようにしたいですね。とはいえ、細かいダメージは確認しきれませんし、写真の掲載や商品説明の記入も完璧にはできません。そのため「ダメージの見落としがあるかもしれません。中古品なので、その点はご理解ください」と書いておくと安心です。

■送料を見誤る
メルカリを始めて間もない頃ですが、送料を見誤ってしまい、販売利益がほぼ0円だったことがありました。当時は配送方法をしっかりと把握していなかったこともありますが、サイズ確認が甘くて、梱包したら宅急便サイズになってしまったのです。取引をキャンセルするわけにもいかず、梱包してそのまま発送しました。

メルカリでは着払いで送ることもできますが、そうすると買い手がつきにくくなります。そのため出品者が送料を負担するケースが圧倒的に多いので、やはり配送方法や送料は出品時に確認しておく必要があります。

筆者の場合、出品する際には「いくらで売れるかな」の前に「どの方法で送れるかな?」と考えます。メルカリ便で送るのが前提になりますが、「らくらくメルカリ便」ならば「ネコポス」なのか「宅急便コンパクト」なのか、それとも「宅急便」なのかを見るのです。この3つでは送料が変わってくるので、それに合わせて販売価格を決めるようになります。

当然、送料の割合が大きくて販売利益がほとんど出ない、また送料のほうが高くなってしまうなどの場合は出品しません。送料を考えるのは、出品をするかどうかの判断基準にもなるということです。

ただ、メルカリを使い始めたばかりの頃はその商品がどの方法で送れるのか、パッと見ただけで判断するのは難しいのが正直なところ。最初のうちはメジャーを使って測ったりしながら、感覚を掴んでいくことになります。梱包の経験を重ねると、だんだん「ああ、これは宅急便になってしまうな」と分かってきます。とはいえ、筆者自身、今でも厚さが3cmギリギリの時にはサイズを測るグッズを使っています。微妙な厚さは、いまだに不安が残ります……。

■付属品の入れ忘れ
以前、家電を出品した時、本体と一緒に説明書を入れるのを忘れてしまったことがあります。「らくらくメルカリ便」で送ったので、相手の名前も住所も分かりません。そのため事情を説明して送り先を教えていただき、説明書を郵送しました。

説明書を入れ忘れるミスは、後で送ればいいというシンプルな問題でなく、相手の個人情報を教えてもらうという大きな問題を含んでいます。購入者は、匿名配送を使えることを理由に商品を選ぶこともありますから、もし出品者のミスで個人情報を教えるとなったら怒ってしまうこともあると思います。

筆者の場合、幸いにも購入者が快く教えてくれて、マイナス評価にもならなかったのですが、相手によってはトラブルになるかもしれません。説明書や他のパーツなど付属品がある場合には、梱包時にしっかりと確認しておきましょう。
 

購入者が失敗しがちなこと

次は購入者が失敗しがちなことを解説していきます。

■慌てて買ったら相場より高かった
メルカリは早い者勝ちの市場なので、欲しいものが見つかったらすぐに購入したくなってしまうもの。でも他の商品を見たら、もっと安くていいものがあった!ということもあります。すぐに買いたい気持ちを抑えるのは難しいかもしれませんが、一旦他の商品を見てみる心の余裕を持つことも大切です。

筆者もすぐに買ってしまって、後になってもっと安く出品されている商品を見つけたことがありました。なんだかショックですし、損した気分になってしまうんですよね。それ以来、メルカリにはたくさんの商品があるし、次々出品される、もし買われてもまたチャンスがあると思うようにしています。

■受取評価のし忘れ
メルカリは購入者の手元に商品が届いたら、受取評価をします。これによって出品者も購入者を評価できるようになり、取引が完了します。購入者が受取評価をするまで、出品者に売上金は入りません。受取評価が遅れることによって、場合によってはマイナス評価を付けられることもあります。商品が届いたら必ず中身を確認して、受取評価をしましょう。

一方で受取評価は「商品に問題はありませんでした」という意思表示でもあります。商品をちゃんと確認しないまま受取評価をしてしまって、後になって問題に気づいても手遅れになってしまうことも。もし何らかの問題があれば、受取評価をしないで出品者に連絡をし、出品者の対応を待ちましょう。

メルカリを活用する以上、スムーズに取引を終わらせたいですし、嫌な思いをするのは避けたいものです。「失敗」はどこに潜んでいるか分かりませんので、少しでも注意ができるといいですよね。メルカリで気持ち良い取引ができるよう、今回の注意点を参考にしてもらえるとうれしいです。

 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
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