<目次>
「自分からデートに誘えない」女性の心理……モテる誘い方とは
モテる誘い方、モテない誘い方の違い
まるで少女漫画みたいな、じれったい恋愛模様。思い立ったら即行動派の筆者にはまったく理解できませんが、実際そのくらい臆病になってしまう人は少なくないようです。
何とも思っていない、ただの友達ならば単刀直入に誘えるのに、「好き」の恋心を抱く相手には、自分から誘う勇気が出ない……その理由はたった1つ、「嫌われたくない」から。
嫌われたくない気持ちは、男性も女性も同じ。だけど女性は特に「男性からリードされたい」願望を持っていたり、「女性から誘って図々しいと思われたくない」という先入観を抱きがち。しかし人間心理というのは面白いもので、嫌われないよう意識すればするほど、相手から疎まれてしまうのです。
ビクビクしながら「自分らしくない」振る舞いをする人は「ハッキリしないヤツ」「何考えているのかわからない」ように映っています。これでは好かれるはずがありません。
よく「好きな人の気持ちがわからないから、デートに誘えない」という人がいます。むしろ気持ちをひた隠しにしているのは、あなたのほうではありませんか?
人間関係は合わせ鏡のようなもの。気持ちを隠せば相手も警戒するし、まずは自分からオープンマインドで接すれば、相手も「この人の前では素直になっていいんだな」と心を開くようになるのです。
モテる人は、具体的なデートコースで口実を作って上手に誘う
デートに誘って断られたら……と思うのは誰しもあること。場数を踏んでいなければなおのこと、失敗を恐れる気持ちが先に立ってしまい、なかなか勇気がでません。モテる女性は、勇気を必要としない誘い方を心得ています。それは「デートコースをリクエスト」する方法。
すでに恋人同士ならば、あえて行き先を決めなくても「週末会おう」でデートが成立します。だけどまだお付き合いしていない相手の場合、デートに誘うための「口実」が必要です。
「この映画、観たいな」
「駅前に新しくできたイタリアンのお店、行ってみたいな」
さりげないリクエストを好意的に受け止めてくれる男性ならば、「じゃあ〇日あたりに一緒に行かない?」と相手のほうから誘いかけてくれます。逆に忙しかったりデートに乗り気じゃない男性の場合は、「へぇーいいねぇ」と相槌を打ち回避できるので、お互いに気まずくなりません。
もし意中の彼が女心に鈍感な場合、上記のリクエストでは「2人で行きたい」という裏の本音に気づかないことも。そんなときは「〇〇くんも見たい(行きたい)?」とたたみかければ、イエスかノーかの回答が得られます。イエスとわかれば「じゃあ一緒に行こうよ!」と誘うのも簡単です。
モテない人は、相手を困惑させ、デートを相手任せにしてしまう
逆にモテないのは、相手を困らせる誘い方。たとえば「頼みごとを引き受ける」口実で誘えば、自然なカタチで「2人で会う」シチュエーションにすることができます。しかし相手は、それをデートの誘いだと思わないかもしれません。何もわからず「頼み事を引き受ける」だけのつもりで待ち合わせ場所に到着したら、デートファッションに身を包んだあなたがいた……帰るわけにもいかず、相手は困惑してしまうでしょう。
あるいは、自分から誘っておいて、いざデートになってみたらノープランで「相手任せ」にしてしまうこと。好きな人に会えれば満足……とお互いが思っていればいいですが、まだそこまでのボルテージでなかったら「めんどくさいな」と思われてしまうかも。
経験よりも想像力。「相手の立場」を考えればうまくいく
デートに誘うことは、決して難しくはありません。姑息なアプローチ手段を考えるよりも、あなたの行動や言動を相手がどのように受け止めるか、想像力を働かせることが肝要です。「デートに誘ってきたのは向こうなのに、会ってみたらこっち任せだなんて、ありえない!」
逆の立場になって考えれば、すぐにわかること。なのにそこまで想像が及ばないのは、愛情不足といっても過言ではありません。
勝手に舞い上がったり、「女性が全部リードしたら引かれるかな」などと勝手な思い込みばかりに意識が向いてしまったりするのは、相手のことまで考える余裕がない証拠。好きな相手の立場になって考えることができず「ひとりよがりな恋」でいるから、モテないのです。
好きな人にモテたいならば、意識を向けるべきは「迷惑かどうか」よりも「楽しんでもらえるか」。一緒に楽しめるようなデートコースを考え「楽しそう!」と思われるように明るく誘うこと。難しく考えず、好きな人が楽しめることを一緒に楽しめばいいんです!
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