「一緒にいたら不幸になる相手」とは、縁を切ろう!
思い当たる相手がいるなら、「3つの特徴」をチェックしてみよう
「付き合わないほうがいい相手」とは、シンプルに言うと、「一緒にいたら不幸になる相手」のこと。それは、単に自分に対して意地悪をしてくる相手とは限りません。「一緒にいて楽しくても、不幸になる相手」というのも存在します。では、具体的に「縁を切ったほうがいい人」には、どんな特徴があるのでしょうか。
縁を切ったほうがいい相手1:マウントを取り合う相手
仲の良い友達とライバル関係になってしまう人は、意外といます。そういう人ほど、お互いに自慢をし合い、マウントをとろうとする傾向があります。そんな関係が続くと、「自分が本来ありたい姿」でいるよりも、「相手に認められるような自分」を目指そうとしてしまうことも。例えば、2人の異性からアプローチをされたとします。A君(Aさん)は、誰もが「羨ましい」と思うほど、容姿端麗で好条件の人。B君(Bさん)は、周りからの評価は高いわけではないけど、一緒にいると楽しい相手。
もし、友達に負けたくないという気持ちがあると、自分はB君(Bさん)に惹かれていても、A君(Aさん)を選んでしまうこともあり得るのです。
自分らしく幸せでいるためには、幸せを張り合うような相手とは距離を空けましょう。相手の影響を受けずに、“自分にとっての幸せ”をつかめるようになったほうがいいはずです。
縁を切ったほうがいい相手2:共に堕落していく相手
会う度に誰かの悪口を言い合ってしまう友達は、要注意。そういう人と関わっていると、自分が醜くなっていきます。頻繁に悪口、愚痴、不平不満を口にすると、周りからの評価もどんどん落ちていくばかり。一緒にいると話のネタが「人の悪口」ばかりになってしまう相手とは、お互いのためにも距離は空けたほうがいいのです。また、「一緒にいるとズルいことをしてしまう相手」にも気を付けたほうがいいでしょう。一緒にいる時間が長くなるほど「相手がやっているから、自分もズルいことをしてもいいや」という思考に。エスカレートして、どんどん悪いことに手を染めてしまう恐れもあります。
自分がやったことは、自分で責任をとらなくてはいけないときが必ずきます。そのときの代償は、思いのほか、大きい場合もあるでしょう。
もちろん「類は友を呼ぶ」ので、相手だけが悪いのではなく、似た者同士だから仲良くなっているわけです。だから、自分をきちんと見つめ直し、向上させていくことが重要になります。そして、その妨げになるような「自分のズルさ、弱さを引き出す相手」とは、関わらないようにしたほうがいいでしょう。
縁を切ったほうがいい相手3:依存し合う相手
人の成熟には、「精神的に自立する」ことが重要です。でも、人は「楽なほう」に気持ちを向けてしまいがちなので、依存させてくれる人が現れると、相手に寄り掛かってしまうこともあります。実は「依存させてくれる相手」というのは、同じく依存体質の人が多いものです。なぜなら、自立できている人は、依存してくる相手に対して、むしろ「自立したほうがいいよ」とアドバイスをすることが多いから。
では、依存し合う相手が一緒にいると、どうなってしまうのでしょうか。最終的には「お互いに、相手から必要なものを奪い合おうとしてしまう」ことが考えられます。
依存体質の人は、1人で自分を幸せにすることができないので、「自分に不足しているもの」を相手によって補おうとします。足りていない状態が辛いときは、無理にでも相手を利用して、自分を満たそうとすることも。相手が望むものを与えてくれなかったら、腹を立てることすらあります。
一見、仲の良いカップル(夫婦)であっても、依存し合っている場合は、愛し合っているわけではないのかもしれません。お互いに、「自分の不足分を埋めるために相手を必要とすること」を「相手への愛」だと勘違いしていることが多いのです。それは「自己愛」に過ぎません。本当に人を愛するためには、精神的な自立が必要不可欠なのです。
自分が魅力的に成長していくためにも、自立することを邪魔するような相手(依存させようとする相手)や依存してくる相手とは、距離を空けたほうがいいでしょう。
親しい相手であるほど、影響を受けるもの。だからこそ、一緒にいると向上し合えるような相手と付き合っていったほうがいいし、共に堕落していく相手とは関わらないほうが幸せになります。一緒にいると不幸になってしまう相手とは、今年中に関係を終わらせましょうね。