計画性をもって、きちんと返すことができるのであれば、借り入れをすることは決して悪いことではありません。しかし、借金は返さなければならないお金。上手に返していかないと、自己破産になってしまうこともあるので、借金をしないに越したことはありません。
借金をしないためには、日々の生活で、どのようなことを心がけていくべきなのでしょうか?
借金をしない方法1:毎月の支出を把握しておく
お金が足りなくなってしまう原因は、単純に、収入よりも支出が多いからなのです。そこで実践してほしいのが、毎月の支出を正確に把握することです。毎月の支出には、主に家賃や住宅ローン返済の他、光熱費、スマホ代、食費、交際費などがあるはずです。
自分の場合は、毎月の支出にいくらかかるのか、家計簿などに記録して集計してください。集計したものを参考に、毎月必ずある支出を予算立てをしていきます。
予算立てをすることで、自由に使えるお金が毎月いくらあるのかも把握できます。これが分かれば、もし複数の急な誘いや出費があっても、自由に使えるお金の範囲内で優先順位をつけることができます。
予算や自由に使えるお金の範囲内でお金を使うようになれば、結果的にお金を借りずに済むようになりますよ。
急な出費は困りものですが、結婚式などの場合は、ある程度前もって知らせてくれるので、準備はできるハズです。直前のお誘いなら、誰かの代理の可能性がありますので断ってもOKですよ。
急な出費があると本当に困りますよね。ただ、結婚式の場合、ある程度前もって知らせてくれるので、準備はできるハズです。直前のお誘いなら、誰かの代理の可能性がありますので断ってもOKですよ
借金をしない方法2:イザというときに備えて貯蓄する
日々、生活を送っていると、急な出費をせざるを得ないこともあります。そのようなときに頼りになるのが貯金、貯蓄です。イザという事態は、「ケガや病気で入院した」「急に引っ越ししなければならなくなった」「家電製品が壊れてしまって買い換えなければならなくなった」など、いろいろなことが考えられます。慌てないためにも、少なくとも給料の3カ月分~6カ月分を備えておくようにすると安心です。
いきなりまとまったお金を貯めるのは難しいと思いますので、まずは銀行の積立などを利用して、お金を貯めていきましょう。
借金をしない方法3:どうしても借りなければならないなら、親族に相談する
お金はすぐに貯まりません。イザというときにお金がなかったら、まずは親など親族にお金を貸してもらえないか相談してください。その理由としては、親など親族は営利を目的していません。たとえ利息を払うことになったとしても、利息を低くしてくれる可能性があります。返済時期も交渉次第で、お金を準備できるタイミングまで、延ばしてもらえる可能性も高くなるからなのです。
ただし、親しい関係だからこそ、お金にはシビアにならなければなりません。
「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉があるように、お金のせいで、大切な縁を失う可能性もあります。親しい関係だからこそ、礼をつくし、確実に返済してください。
何よりも、大切な縁を失わないためにも、お金は借りないのが一番です。
方法1と方法2で早くまとまった金額の貯金を作り、お金を借りないで生活をしていくことを心がけてほしいと思います。
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