今回はAll Aboutが実施した食後の食器洗いに関する「ズボラ家事調査」で得られた内容が、時短のための工夫として正解なのか、それともやめた方がよいのかなどを、注意点とともにご紹介します。
ズボラ家事回答:「鍋やフライパンのまま食べる」
皿を使わず、鍋やフライパンのまま食べる。
洗い物を少なくするために、お皿を使わず、「鍋やフライパンのまま食べる」という回答が多く寄せられました。取っ手が取れるフライパンやレンジにかけられるタッパーで調理し、そのまま食卓に並べる。
最近では、そのまま食卓に出せるフライパンや食品保存容器もあります。それらであれば全く問題ないでしょう。ガラス製の保存容器などを使うことで、おしゃれな食卓を演出できることもあります。
しかし、もともとこうした用途のものではないフライパンや鍋、タッパーをそのまま食卓に出して食べるのは、あまり行儀が良いとはいえません。最終的には個人の判断に委ねられるでしょう。
ズボラ家事回答:「食器洗いは1日1回」
どんな家事も、複数回に分けるより1回にまとめて行う方が効率的です。家事を時短する上で、朝まとめて食器を洗うのはありだといえます。1日1回しかお皿洗いをしません。夕飯後は水に浸けて、朝全部洗います。朝食後にリセット、昼食は適当に食べて、夕飯はきれいな状態からのスタートです。
ただし、食べ終わった食器を全て水を張った洗い桶などに浸けておくのはおすすめしません。汚れのない部分まで汚れを付けてしまうことになるからです。ご飯茶碗のように水に浸けておいたほうが汚れ落ちが良いもの以外は、水に浸けないほうが洗う時間を短縮できることもあります。
ズボラ家事回答:洗った食器は自然乾燥
「洗う」「拭く」「片付ける」という3つの作業のうちの1つを省くことができるので、いいのではないでしょうか。洗った食器をすぐ拭かずに自然乾燥させる。
しかし食器の中には、あまり長時間濡れた状態にしておかないほうが良い素材のものもあるので、そのような食器だけは拭いておきましょう。また自然乾燥させている間に埃が付かないような工夫も必要です。
ズボラ家事回答:「包丁ではなくキッチンバサミを使う」
国によっては包丁(ナイフ)よりもキッチンバサミを使うほうが多い地域もあるので、何ら問題ありません。まな板、包丁を使うのが面倒なので、お肉とかはキッチンバサミで切ります。
ただし、包丁よりもキッチンバサミのほうが構造上、汚れが入りやすい場所があることは気にかけておきましょう。とくに切った肉などが残ってしまっていると衛生上良くないので、キッチンバサミはしっかり洗ってしっかり乾かすようにしてください。
今回は、食器洗いに関する「ズボラ家事調査」で得られた回答が、時短のための工夫として正解なのか否かをご紹介しました。面倒な食器洗いを効率化するために、ぜひ参考にしてくださいね。