「ジブリパーク」が2022年11月に第1期開園
ついに誕生した「ジブリパーク」。その全貌について5つの項目に分けて紹介します。ラインナップはコチラ。【1】「ジブリパーク」ってどんなところ?
【2】ロボット兵や湯婆婆がいる「ジブリの大倉庫」
【3】『耳をすませば』の世界を再現した「青春の丘」
【4】トトロが住んでいそうな「どんどこ森」
【5】第2期開園では「もののけの里」「魔女の谷」が登場
上の【1】~【5】をタップすれば、ご覧になりたい記事に飛びますので、お好きなところからどうぞ。
【1】「ジブリパーク」ってどんなところ?
2022年11月1日(火)オープンの「ジブリパーク」は「愛・地球博記念公園」内にあり、第1期開園では3つのエリアが誕生しました。遊園地・テーマパークのアトラクションやショーのようなものはない“公園施設”です。つまり、乗り物やキャラクターショーなどは期待せずに“ジブリの世界”に入り込むつもりで、こだわりの展示を楽しんでほしい場所です。●「ジブリパーク」第1期マップ
「ジブリパーク」の基本データと、気になるチケット情報やアクセスについて解説します。
■ジブリパーク
住所:愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内
TEL:0570-089-154(株式会社ジブリパーク、平日10~17時)
営業時間:10:00~17:00(土・日・祝と学校の長期休暇期間は9:00~) ※入場はエリアごとに日時指定
休み:火曜(祝日の場合は翌平日、学校の長期休暇期間は営業)、年末年始・メンテナンスなどの指定日
駐車場:愛・地球博記念公園の駐車場を利用(有料)
■チケットは日時指定の予約制
【青春の丘・ジブリの大倉庫セット券】大人3000円/子ども1500円(土・日・祝は大人3500円/子ども1750円)
【ジブリの大倉庫】大人2000円/子ども1000円(土・日・祝は大人2500円/子ども1250円)
【どんどこ森】大人1000円/子ども500円
※子どもは4歳~小学生、3歳以下無料。購入はエリアごと(「青春の丘」の単独販売はなし)。毎月10日より入場3ヵ月前のチケットを先着順で販売。オンラインチケット販売サイト「Boo-Woo(ブーウー)チケット」や全国のローソン・ミニストップ店頭の「Loppi(ロッピー)」にて購入
■交通アクセス
【列車】名古屋駅→地下鉄東山線で約28分→藤が丘駅→愛知高速交通 東部丘陵線(リニモ)で約13分→愛・地球博記念公園駅→下車すぐ
【バス】名古屋駅からすぐの名鉄バスセンター(4階24番のりば)→名鉄バス「愛・地球博記念公園(ジブリパーク)」行きで約40分(直行便の場合)→終点下車すぐ/中部国際空港第一ターミナル→名鉄バス「藤が丘経由 愛・地球博記念公園(ジブリパーク)」行きで約77~85分→終点下車すぐ
【車】名古屋瀬戸道路「長久手IC」→県道521号経由で約3kmで「愛・地球博記念公園」北1駐車場
【2】ロボット兵や湯婆婆がいる「ジブリの大倉庫」
それでは、3つのエリアについて、それぞれ紹介します。まずは「ジブリの大倉庫」。ココは、大きな屋根の下に、ジブリ作品にちなんだ展示や、映像展示室、企画展示、そしてカフェやショップなどがある、まるで“ジブリの大博覧会”会場といった趣の屋内施設です。ジブリのこだわりがいっぱいにつまっていて、ジブリ作品の再現度はかなり高め。どんなスポットがあるのか見てみましょう。●中央階段
●子どもの街
●ネコバスルーム
●映像展示室オリヲン座
●天空の庭
●にせの館長室
●床下の家と小人の庭
●南街
常設の展示では、ほかに、展覧会などで使われた制作物・造形物が置かれた「公開倉庫」や、『コクリコ坂から』の「カルチェラタン」の一角にある「哲学研究会」などもあります。さらに、企画展示もあり、第1期開園時には、次の3つの展示を実施。それぞれ終了時期は未定ですので、公式サイトでチェックしてください。
【ジブリのなりきり名場面集】
【「食べるを描く。」増補改訂版】
【ジブリがいっぱい展】 「ジブリの大倉庫」には、次の3つのカフェやショップがあります。ランチやおみやげ購入はコチラで。
●カフェ 大陸横断飛行
●ミルクスタンド シベリ・あん
●ジブリの大倉庫ショップ 冒険飛行団
【3】『耳をすませば』の世界を再現した「青春の丘」
「愛・地球博記念公園」の公園北口(最寄り駅から近い入口)に一番近いエリアが「青春の丘」。『耳をすませば』の世界を再現している、作品のファンにはたまらない空間です。●地球屋
●ロータリー広場
「ロータリー広場」には、バス停や公衆電話ボックスなどがあります。それぞれ、じっくり見てみると、ジブリのこだわりを感じます。例えば、バス停の時刻表は全部“22”分。つまり“猫の国”行きなので“ニャアニャア”でしょうか
●猫の事務所
【4】トトロが住んでいそうな「どんどこ森」
「ジブリの大倉庫」「青春の丘」とは少し離れたところにある「どんどこ森」。歩くと約20分くらいかかりますが、園内を走るバスもあるので利用するのもいいと思います。「どんどこ森」は『となりのトトロ』の世界観であふれています。大きなトトロ「どんどこ堂」がいる場所や、愛・地球博(愛知万博)のパビリオンとして建てられた「サツキとメイの家」も引き続き公開されます。周囲の緑や自然に溶け込んだ「どんどこ森」では、ゆっくり、のんびり過ごすことをおすすめします。●どんどこ堂
●どんどこ売店
●どんどこ号
●サツキとメイの家
【5】第2期開園では「もののけの里」「魔女の谷」が登場
3つのエリアに加えて、2023年秋に「もののけの里」、2024年3月に「魔女の谷」という2つのエリアがオープン予定。コチラの第2期開園も今から楽しみです。●もののけの里
●魔女の谷 「ジブリパーク」へは、ぜひとも、ゆっくりと出かけてみてください。緑や自然がいっぱいの公園も一緒に楽しんでほしい公園施設です。チケットは、例えば、11月10日から2月のチケット、12月10日から3月のチケットを販売、というスタイルです。何カ月後かに出かけるプランにしましょう。 そして、予約した日時が来るまでに、次のジブリ作品を見たり、見直したりしてみてはどうでしょう? 作品を知っているかどうかで、楽しさはかなり違ってくると思います。作品名のあとに、見ると、より楽しめるエリアを示しておきます。
『となりのトトロ』ジブリの大倉庫/どんどこ森
『天空の城ラピュタ』ジブリの大倉庫
『千と千尋の神隠し』ジブリの大倉庫
『借りぐらしのアリエッティ』ジブリの大倉庫
『耳をすませば』青春の丘
(c) Studio Ghibli