年金を減らされない働き方として、フリーランスを選ぶ場合、青色申告をしないと年金は減額されてしまうの？

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に、専門家が回答します。今回は、年金を減額されない働き方としてフリーランスを選んだ場合、青色申告をしないと年金が減額されるのかどうかについてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。 
 

Q：年金を減らされない働き方として、フリーランスを選ぶ場合、青色申告をしないと年金は減額されてしまうの？

「年金をもらいながら働く場合、在職老齢年金で、老齢厚生年金が減額されない働き方のひとつに『フリーランス』があるそうですね。フリーランスとして働いた場合は、青色申告をしないと年金が減額されてしまうのでしょうか？」（60歳・ゆきやなぎさん）
    

A：フリーランスとして厚生年金に加入しないで働くのであれば、青色申告するしないにかかわらず、老齢厚生年金は減額されません

結論から言うと、フリーランスとして厚生年金に加入しないで働くのであれば、青色申告するしないにかかわらず、老齢厚生年金は減額されません。

在職老齢年金制度で老齢厚生年金が減額されるのは、厚生年金に加入して働き、老齢厚生年金の月額と勤務先の総報酬月額相当額（およそ年収の12分の1）を加算し、47万円を超えた場合となります。

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