iPhoneのカメラでテキストを読み取ってメモ帳に写す方法 [iPhone] All About

カメラでテキストを読み取ってメモ帳に写す方法

いま、筆者の目の前には、娘の学校から配られたプリントがあります。

このプリントに書かれた内容を、テキストとしてiPhoneの「メモ」アプリに保存しておきたい。そんなときに便利なのが、iOS 16から実装された、カメラの「テキスト認識」機能です。

もともと「テキスト認識」機能はあったのですが、iOS 16から新たに日本語の認識が可能になりました。

この機能を使えば、現実世界にあるテキストをiPhone内に取り込むことができるのです。

カメラの「テキスト認識」機能を使うための事前準備

「テキスト認識」機能を使うためには、事前準備が必要です。

設定アプリを開き、「一般」→「言語と地域」と進んだら、「テキスト認識表示」の項目をオンにします。

「テキスト認識表示」の項目をオンにする

ちなみに注意点が1つ。この機能の対応機種は、iOS 15以降を搭載した「iPhone XS／iPhone XR 以降」の機種となっておりますので、その点だけご注意ください。

カメラの「テキスト認識」機能を使ってテキストをコピーする方法

カメラのファインダーをテキストにかざすだけで、その内容を取得できてしまう。そんな便利な機能が「テキスト認識」です。

1.
カメラを起動して、読み取りたいテキストをファインダーの中に収めます。そして、画面の右下にある [三] のアイコンをタップします。するとテキスト範囲がキャプチャされます。

読み取りたいテキストをファインダーの中に収め、画面の右下にある [三] のアイコンをタップ

2.
読み取りたいテキストを長押しして、選択範囲をドラッグして調整。メニューが表示されますので、利用したい項目を選択します。「コピー」「Webで検索」「翻訳」など、できるアクションはさまざまですが、ここでは「コピー」を選択します。あとはメモアプリでメモ帳を開き、コピーしたテキストをペーストすればOKです。