人手不足でセルフレジ閉鎖!? 有人レジに行列?
近年、人手不足解消のために、導入が進んでいるセルフレジ。購入した商品を自分でレジに読み込ませ、会計をするというものになります。しかししばらく前、SNSでとあるスーパーにて「人手不足のため、しばらくセルフレジを閉鎖します」という張り紙が出されていたことが話題になっていました。確かにセルフレジを利用する全ての人が操作に慣れているわけではないため、常に店員さんが近くにいて操作方法を説明している様子をよく見かけます。 またセルフレジは空いているのに、有人レジに行列ができているという店を見ることもあります。上手く操作できるか心配なため使わないという理由で、従来の店員さんがいるレジに並ぶ人も多いようです。
そこで今回は、初めてでも困らない、一般的なセルフレジの使い方をご紹介します。
STEP1:レジ袋を購入するか、マイバッグ持参か
多くの店のセルフレジで最初に操作するのが、レジ袋を購入するのか、マイバッグを持参しているかという選択です。レジ袋を購入する場合、セルフレジの近くにいくつかのサイズのレジ袋が用意されています。それを取ってからレジ袋に表示されているバーコードを読み取らせる場合と、レジ袋のサイズを画面上から選び金額を確定する場合があります。
マイバッグを持参している場合、セルフレジで会計をしながらマイバッグに詰めるパターンが多く、マイバッグをセットできるようなフックがある店もあります。
STEP2:商品をレジに読み取らせ、袋に入れる
店で販売されている商品には全てバーコードがついているため、それをセルフレジの読み取り部分にかざします。バーコードは値段シールのところに表示されているものもあれば、商品自体に印字されているものを読み取る場合もあります。バーコード部分にシワがよってしまっていると正確に読み取れないため、しっかり伸ばした状態で読み取らせる必要があります。それでもまれに何度やっても読み取ってくれないということもありますので、その場合は近くにいる店員さんを呼んで対応していただきましょう。
また店によっては、生鮮野菜などにバーコードがついていない商品があります。その場合は画面上にある「バーコードがない商品」というボタンを選択してから、表示されている商品名と数量を選択する必要があります。
バーコードを読み取った商品は、この時点でマイバッグやレジ袋に入れていく店が多いため、読み取らせて入れる、読み取らせて入れるという作業が続きます。そして、ここでレジ袋やマイバッグに購入したものを、いかに上手に入れていくかにより、作業スピードが変わってきます。土台となる下のほうに入れたい商品から読み取らせるのがポイントです。筆者はマイバスケット(マイレジカゴ)を持って買い物に行くことが多いのですが、レジカゴと同じ形状なので底面が広く安定していて、買ったものを入れやすいと感じています。
STEP3:支払い方法を選択する
全ての商品のバーコードを読み取らせたら、画面上にある「支払い」という部分にタッチし、支払い方法を選択する画面に進みます。多種多様な支払い方法がある現在、ここで目的の支払い方法を探すのに時間がかかってしまうかもしれません。現金、クレジットカード、電子マネー、スマホのバーコード決済などがあります。大手スーパーで自社ブランドのクレジットカードを発行している場合は、クレジットカードという選択肢とは別に自社ブランドのクレジットカードが選択肢にあるケースもあるので注意してください。
また何か割引になるクーポン券を持っている場合、支払い方法を選択するところで「クーポン券をお持ちの方」というボタンをタッチする必要がある店もありますので、この時点で注意深く画面を探してみてください。
STEP4:支払いをする
現金支払を選択したのであれば、セルフレジにある現金投入口(紙幣と硬貨は別)に現金を入れていきます。現金で支払う場合、とくに小銭は金額通りに入れなくても大丈夫です。お金を入れて多すぎれば戻ってきますし、足りない場合は不足金額が表示されます。クレジットカードを選択した場合は、読み取り機にカードをセットします。クレジットカードによって、読み取り機の横をスライドさせるだけでいいもの、上か下にある差し込み口に差し込むもの、タッチするだけでいいものなどがあります。
支払いが完了したら、レシートと現金払いの人はおつりを受け取り、すべて完了です。
慣れてしまえば有人レジよりも早く支払いが完了する人も多くいます。筆者は会計は1秒でも早く済ませたいと思っているので、セルフレジがある店では必ずそちらを使います。初めての方は不安もあるかもしれませんが、セルフレジの近くには必ずといっていいほど店員さんがスタンバイしていますので、安心して使ってみてください。