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メルカリ歴8年の主婦が断言する「メルカリで買わない方がいいもの」5選! 特徴や理由は

メルカリで購入したものの中には、せっかく買ったのに使えなかったり、残念に思えたりするものもあります。メルカリ歴8年以上の筆者が断言する「メルカリで買わない方がいいもの」を理由と合わせて解説します。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

メルカリには買わない方が良いものもある。その特徴を解説

メルカリには買わない方がいいものもある。その特徴を解説

メルカリは欲しいものを安く買えるメリットがありますが、何でも買っていいわけではありません。せっかく買ったのに使えなかったり、残念に思えたりする商品もあります。いつもは「メルカリで買いましょう!」と言っている筆者が、メルカリを8年以上使う中で分かった「あえて買わない方がいいもの」を5つ解説していきます。
 

1. どう考えてもリアル店舗の方が安いもの

リアル店舗の方が安いものは、メルカリで買わない方がお得

リアル店舗の方が安いものは、メルカリで買わない方がお得

繰り返しになりますが、メルカリを使うメリットのひとつは、欲しいものを安く買えること。中古品も多いので、新品で買うよりは安く手に入ることも少なくありません。でも、冷静に考えたら「普段利用しているお店の方が安い……」なんてこともあります。

例えば、新品で売っているものや、食品。筆者自身も、メルカリで食品を買おうとして冷静に考えたら「いつものスーパーの方が安いぞ」と思った経験があります。もちろん住んでいる地域によっても異なるので、メルカリの方が断然安いというユーザーもいます。

メルカリの方が高くなってしまうのは、出品者が負担するメルカリの販売手数料と送料が大きく関係してきます。この分が商品にプラスされてしまうので、販売価格を上げる必要が出てくるのです。

ちなみに、「安いな」と思ったら送料が購入者負担(着払い)ということもあるので、送料をどちらが負担するのかはしっかり確認しましょう。

一方でメルカリの良さは、玄関まで荷物を届けてもらえることです。例えば箱買いをした食品は重さが10kgほどになることもあります。それをスーパーで買って、自宅まで運ぶとなるとかなりの労力。手間や時間を考えて、多少高くてもメルカリで買うのも考え方のひとつです。リアル店舗やネットスーパーよりも安く販売されているものもありますから、そういった商品はメルカリで積極的に購入すると節約につながるでしょう。
 

2. 使用期限が迫っているもの

例えばチケットは使う日が決まっている出品物なので、注意した方がいいです。購入した日や出品者の発送のタイミングによっては、到着が使う日を過ぎてしまう可能性があるからです。せっかく買ったのに使えなかったとしても、出品者に返金を求めることはできません。購入前には出品者に発送日を確認して、間に合うなら購入しましょう。

発送方法にも注意が必要です。メルカリでは、匿名配送ができる「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」が使われることが多いですが、ゆうゆうメルカリ便は配達が遅れることもあるのです。例えばゆうパケットポストで送ると、集荷のタイミングが遅くなってしまうこともあります。筆者の経験ではポストに投函してから到着まで4日かかったこともあります。もし可能ならば、らくらくメルカリ便にしてもらった方が到着は早いかもしれません。

チケットに関しては、転売問題もあってそもそもメルカリでチケットを売れるのか?と思ってしまうかもしれませんが、出品は可能です。ただし、以下のようなチケットは出品が禁止されているのでメルカリで売ってはいけません。

・転売目的で得たと思われるチケット
・記名式チケット、個人情報の登録があるチケット
・航空券、乗車券、旅行券
・電子コードで利用可能な映画チケット、握手券、株主優待券
・使用が利用者本人に限られているもの
・出品者の手元にない、発券されていない状態のチケット(予約番号を含む)
・代金支払い証明書、引換票、別途支払いが必要になるチケット
 

3. 偽物の可能性があるもの

残念ながらメルカリにはブランド品の偽物が出品されることもあります。明らかに偽物と分かる商品もありますが、以下のような商品は偽物の可能性があるので注意が必要です。

■新品なのに安すぎるブランド品
新品未使用の状態なのに、価格が安すぎる商品はコピー商品(偽物)の可能性があります。例えば新品で買ったら10万円のバッグが2万円ほどなど、極端に安い場合です。筆者なら、本物の商品をそこまで値段を下げてまで売ろうとは思いません。自分が出品者の立場になって考えることも大切になってきます。

これは余談ですが、価格がやけに安いなと思う商品は、出品者が値段の設定ミスをしている可能性もあります。以前筆者がダウンジャケットを探していたとき、相場の10分の1の価格で出品されている商品がありました。最初は偽物なのかなと思ったのですが、出品者の評価や写真を見ても本物と思えるものでした。これはお買い得と思って買ってみたのですが、すぐに出品者から「価格を1桁間違っていた」と連絡がきました。取引はキャンセルになりましたが、こういうこともあるのだなと勉強させてもらいました。

■商品の現物写真がない
商品の現物写真がなく、ネット上の写真を使っている場合です。そもそもメルカリでは、実物の画像がない出品は禁止行為とされていますし、商品の写真が撮影できない理由があるのでは?と考えてしまいます。逆に本物であることを確証している出品者は写真を用いてきちんと証明していますから、少なくとも写真が掲載されているものを購入するようにしましょう。
 

4. 送料の方が高いと思われる300円の出品物

メルカリの最低販売価格は300円で、その価格で出品される商品もあります。でも商品のサイズを考えると、送料が300円よりも高くなってしまうこともあります。このような商品は、購入した後で出品者からキャンセルの依頼がくることもあります。売上金が入らないばかりか、マイナスになってしまうなら取引はやめたほうがいいと考えるのは当然のことでしょう。

後々キャンセルになるのも嫌なので、販売価格と商品サイズ、送料のバランスが悪いものは購入しない方が無難です。
 

5. 出品禁止物やメルカリが注意喚起をする商品

メルカリを使う以上、守らなければならないことですが、メルカリが出品を禁止している商品の購入はやめましょう。「禁止されている行為や出品物と知りながら取引すること」は禁止されている行為に当てはまりますから、やってはいけないことです。購入者自身がルールを破ってはいけないということです。

また禁止物にはなっていないけれど、購入しようとするとメルカリが注意喚起をする商品もあります。例えばユニクロの人気商品です。ユニクロを運営するファーストリテイリングとメルカリは「安心・安全な取引環境の構築に向けた包括協定」を結んでいて、転売の恐れがある商品は注意喚起がされるようになっています。購入ができないわけではないのですが、メルカリが注意をするということは買わない方がいい商品と考えてもいいのではないでしょうか。

参考:メルカリの出品禁止物に加わった「電子チケット」や「電子データ」、具体的にどんなもの?
 

メルカリで購入前は慎重に

メルカリで何を買おうが自由という考えもありますが、後々トラブルになったり嫌な思いをしたりするのは避けたいはず。注意するに越したことはありませんから、購入前には冷静に考えることが求められます。


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