iPhone 14は、ディスプレイサイズが6.1インチという点は前機種の「iPhone 13」と共通している一方、チップセットには「A15 Bionic」のGPU強化版が搭載され、カメラもアップデートがなされるなど、性能的には前シリーズの上位モデル「iPhone 13 Pro」に並ぶ内容となっています。そこでiPhone 13 Proとの比較を中心に、iPhone 14の実力をレビューしてみましょう。
重量と質感はほぼ「iPhone 13」を継承
まず改めてサイズを確認すると、デザインはiPhone 13を踏襲したスクエアなもので、ディスプレイサイズは6.1インチ。パンチホールを採用したiPhone 14 Proとは違って、フロントカメラはノッチのままで大きな違いはありません。 サイズは幅71.5×高さ146.7×厚さ7.80mmで、iPhone 13/13 Proと幅と高さは共通していますが、厚さは0.15mmとほんの少し厚くなっています。・軽くなり、素材感がかなり違う印象に 大きな違いのひとつが重量で、iPhone 14は172gとiPhone13より1g軽く、iPhone 13 Pro(203g)と比べると31g軽いことから、手に取って比べると軽く感じます。またボディ素材もアルミ素材なので、ステンレス素材を用いたiPhone 13 Proと比べると素材感もかなり違う印象を受けます。
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