法事開始の挨拶
法事の会食時の挨拶
法事開始の挨拶では、まず法事に参列していただいたお礼を述べることを意識しましょう。
さらに、故人のことに触れるような一言を加えられたらベストです。とはいえ、長く話す必要はないので、緊張して気持ちに余裕が持てないような場合は、お礼の気持ちだけでも簡潔に伝えましょう。
【例文】
法要締めの挨拶
僧侶による読経、参列者の焼香、僧侶の法話が終わったら、法要は終了です。ここでの挨拶には、参列への感謝の意はもちろん、法要についてや故人への想い、今後の支援のお願いを込めます。
また、法要終了後に、参列者をもてなす食事の席を設けることも多いかと思います。この会食を「お斎(とき)」といいます。お斎がある場合は、挨拶にその案内も含めておきます。
【例文】(お斎がある場合)
お斎がない場合は、今日はこれでお開きの旨と、引き出物の案内も入れておきます。その際に「御膳でも用意すべきところではございますが」「何のおもてなしもできず恐縮ではございますが」といった一言も添えておくとよいでしょう。
お斎開始……会食時の挨拶
お斎開始の挨拶には、参列の感謝、故人への想いや回顧などを含めると良いでしょう。とはいえ、あまり長くなると参列者も疲れてしまうので、簡潔に伝えることを意識しましょう。
また、献杯の挨拶を誰かにお願いする場合は、事前に依頼しておき、お斎開始の挨拶の最後にご紹介して献杯に移ります。
【例文】
お斎締めの挨拶
施主による最後の挨拶となるお斎締めの挨拶。ここでは、参列への感謝、今後の支援のお願い、再度のお礼などを入れましょう。参列者もお酒が入っていることが多いので、大きめの声で話すのもポイントです。
【例文】
49日法要に出席するときのマナー……知っておきたい5つのポイント
49日法要は忌明けの大切な法要。故人を慈しむ心を持ってできる限り出席することが大切ですが、日程によって出席できない可能性もあるはずです。今回は、出欠の伝え方から礼拝の作法まで、49日法要の出席における5つのポイント・マナーを解説します。
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