2022年夏、ソフトドリンク愛好家の注目を浴びたのは、大塚製薬の『ポカリスエット リターナブル瓶』ではないでしょうか。
今回はリターナブル瓶の発売にちなみ、懐かしいソフトドリンクのリターナブル瓶やワンウェイ瓶をご紹介します。
大塚製薬の新たな挑戦!
リターナブル瓶とは、ビール瓶や日本酒の酒瓶のような再利用を前提としたガラス瓶のことです。シニアの皆さまは、親に頼まれてお店に返しに行ったらお金が戻ってきたので、そのお金でアイスやラムネを買ったという体験をした方も多いと思います。
デメリットとしては、瓶の重量があることや輸送に慎重を期さなければならないこと。ですので、リターナブル瓶は業務用での使用がメインで、消費者向け商品でリターナブル瓶が使われることは滅多にありません。
しかし、最近はSDGsの認知度向上もあり、SDGsを念頭に経済活動を行うことが社会的責任であると認識している企業も多くなっています。SDGsの目標の12番に『つくる責任 つかう責任』というものがあり、企業は資源保護や循環型社会の実現を目指すようになりました。
今回新たに開発されたポカリスエットのリターナブル瓶は、再利用に適する強度を持ち、ビールなどと同じく王冠による内容物の密封、直接ガラス瓶に商品名を印刷し、紙ラベル使用時の環境負荷(作成、貼付、剥離)の低減を図るなど、リターナブル瓶の条件を満たしています。
購入は瓶の預かり料を含んだ価格を支払います。飲み終わった瓶は、イオンやイオンスタイルの店頭に設置されているLoop専用返却ボックスに返却することで容器を回収~洗浄~再充填を行い、再び店頭に並ぶことになります。瓶の容器代は専用アプリにて利用者に返金されます。
続いて、ソフトドリンクの懐かしいリターナブル瓶をご紹介します。