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ポカリのリターナブル瓶発売で思い出す…懐かしの「ソフトドリンク瓶」大集合!

2022年7月、大塚製薬は循環型社会の実現に向けポカリスエットのリターナブル(再利用可能)瓶を発売しました。かつては当たり前だった各種ソフトドリンクのリターナブル瓶や、有名ソフトドリンクのワンウェイ瓶を振り返ります。

久須美 雅士

執筆者:久須美 雅士

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2022年夏、ソフトドリンク愛好家の注目を浴びたのは、大塚製薬の『ポカリスエット リターナブル瓶』ではないでしょうか。

今回はリターナブル瓶の発売にちなみ、懐かしいソフトドリンクのリターナブル瓶やワンウェイ瓶をご紹介します。
 

 

大塚製薬の新たな挑戦!

大塚製薬ポカリスエットのリターナブル瓶と王冠

大塚製薬『ポカリスエット』リターナブル瓶と王冠

リターナブル瓶とは、ビール瓶や日本酒の酒瓶のような再利用を前提としたガラス瓶のことです。シニアの皆さまは、親に頼まれてお店に返しに行ったらお金が戻ってきたので、そのお金でアイスやラムネを買ったという体験をした方も多いと思います。

デメリットとしては、瓶の重量があることや輸送に慎重を期さなければならないこと。ですので、リターナブル瓶は業務用での使用がメインで、消費者向け商品でリターナブル瓶が使われることは滅多にありません。

しかし、最近はSDGsの認知度向上もあり、SDGsを念頭に経済活動を行うことが社会的責任であると認識している企業も多くなっています。SDGsの目標の12番に『つくる責任 つかう責任』というものがあり、企業は資源保護や循環型社会の実現を目指すようになりました。

Loop専用返却ボックス(イオンリテールニュースリリースより)

Loop専用返却ボックス(イオンリテールニュースリリースより)

そこで登場したのが冒頭に述べたポカリスエットのリターナブル瓶です。これは大塚グループが自らの環境方針に則り、循環型社会の実現を目指すための取り組みのひとつです。アメリカ・テラサイクル社の開発した循環型ショッピングプラットフォーム『Loop』を利用し、かつては使い捨てだった容器をリユース可能な容器にし、使い捨てプラスチックの削減や使い捨て文化からの脱却を目指すというものです。

今回新たに開発されたポカリスエットのリターナブル瓶は、再利用に適する強度を持ち、ビールなどと同じく王冠による内容物の密封、直接ガラス瓶に商品名を印刷し、紙ラベル使用時の環境負荷(作成、貼付、剥離)の低減を図るなど、リターナブル瓶の条件を満たしています。

購入は瓶の預かり料を含んだ価格を支払います。飲み終わった瓶は、イオンやイオンスタイルの店頭に設置されているLoop専用返却ボックスに返却することで容器を回収~洗浄~再充填を行い、再び店頭に並ぶことになります。瓶の容器代は専用アプリにて利用者に返金されます。

続いて、ソフトドリンクの懐かしいリターナブル瓶をご紹介します。
 
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