夏のエアコンの適切な設定温度は?
環境省は地球温暖化対策のため、無理のない範囲でエアコン使用時の「室温」が28℃になるように呼びかけています。エアコンの設定温度が28℃ではなく「室温」なので、設定温度はそれより低くなる場合もあります。「室温28℃」を目安に、エアコンの設定を見直してみましょう。【参照サイト】どうして「28℃」?/COOLBIZ|環境省
節電ポイントに申請する
今年の夏は電力不足が心配されているため、各電力会社では、節電量に応じて「ポイント」を付与するプログラムを実施しているところもあります。契約中の電力会社に確認してみましょう。また、政府も各電力会社の節電プログラムに申し込んだ家庭に対して、ポイントを付与する「節電ポイント」の準備を進めています。いつ頃からスタートするのかは未定のようですが、申請するだけで2000円相当のポイントがもらえたり、節電量によってポイントを上乗せする案も出ています。節電ポイントについては、注目しておきましょう。
サーキュレーターを併用
部屋が暑いと感じる時はエアコンの設定温度を下げるのではなく、サーキュレーターを併用して部屋の空気を循環させてみましょう。冷たい空気は下の方にたまりやすいので循環させることによって、効率的に部屋全体を冷やすことができます。今からサーキュレーターの購入を考えている方は、「DC(直流)モーター」の商品を選ぶと省エネ性能が高いので節約につながります。ハンディファンや卓上扇風機を併用
エアコンをつけていても暑さを感じる時には、ハンディファンや卓上扇風機の併用がおすすめです。コンパクトで持ち歩きできるので、オフィスのデスクや洗面所など、暑いと思った時にどこでも使うことができます。また、最近は首にかけられるタイプもあり、両手があくので、家事をする時などにも便利です。こちらもDCモーターの商品を選ぶと、省エネ性能が高いので、これから購入する場合は確認してみましょう。コワーキングスペースで仕事をする
リモートワークが広がり、自宅で仕事をする際は1人で1台エアコンを使っている……という方も多いかもしれません。そんな時はコワーキングスペースやカフェなどで仕事をしてみませんか? コワーキングスペースでエアコンをはじめとする機器をシェアすることで、自宅の電気代の節約にもなりますし、節電対策にもなります。また、自宅より集中して仕事ができるというメリットもあるかもしれません。スマホアプリを使って節電
電気代やガス代を入力すると、前の月や前年、前日などと光熱費を比較できるアプリがたくさんあります。グラフや表などで光熱費を見える化できるので、効率的に省エネに取り組めます。他にも似たような世帯の光熱費と比較できる機能があるものも! 自分の光熱費が他の人と比べて使いすぎか安いのかなどを確認できるので、こういったアプリを使えば、節電に取り組みやすいのではないでしょうか?今回は、エアコンの涼しさを我慢せずに、電気代を節約する方法をご紹介しました。毎年暑さが増している日本の夏に、エアコンは欠かせません。無理に我慢をすると熱中症の危険もありますので、上手にエアコンを使いながら暑い夏を乗り切りましょう。
【関連記事をチェック!】
家庭菜園より簡単!再生野菜の「リボベジ」に挑戦
【2022年版】高い電気代を節約する方法10選!