スイーツ業界は「第2次カヌレブーム」!?
コンビニでは、2015年にナチュラルローソンが発売しヒット商品となった記憶がありますが、近年は“第2次カヌレブーム”といわれ、様々なアレンジを加えたカヌレが登場し、盛り上がっています。
そんな話題のスイーツ「カヌレ」を、大胆にアレンジしたのがファミリーマートの「生カヌレケーキ」(税込158円)です。ファミリーマートといえば、昨年ヒットした「マリトッツォ」も独自のアレンジをほどこした「クリームシフォン マリトッツォ風」として発売し、話題になりました。
見た目は「ドーナツ!?」と話題に
そもそもカヌレとは、卵や牛乳、バター、砂糖、粉などで作る生地を専用の型に流して焼き上げたお菓子。バニラやラムが香る味わいと、外側はカリッ、中はもちっとした食感が特徴です。
“進化系カヌレ”と謳う「生カヌレケーキ」では、生地をリング状に焼き上げ、中心にホイップクリームを絞っており、見た目は焼きドーナツのよう。
カヌレの持ち味である、カリッ、もちっ、の食感を再現
ドキドキしながらフォークを入れると、確かに周りはカリッとした感触が! 食べてみると、外はカリッと、中はもっちりとして、ラム酒とバニラの味わいもしっかり感じられます。
ホイップクリームのミルク感と相性抜群!
中心部分には、コクのあるホイップクリーム。一緒に食べると、ホイップクリームのミルク感がカヌレ生地の濃厚な味わいをより引き立てるように感じられます。
コンビニならではの遊び心あふれた商品
食べてみた結論から言うと、見た目は別物ですが、味わいは想像以上にカヌレでした!
カヌレは食感がデリケートで、特に夏場は湿度の高い日本ではカリッとした食感を保つことが難しく、パティシエ泣かせのお菓子でもあります。
コンビニの冷蔵ケースで販売するとなると、専門店の焼きたての食感を出すのはとても難しいと思うので、コンビニならではのスイーツにアレンジしてしまうというのは、個人的にはとてもいい発想だと感じています。
もちろん、伝統菓子が誤って伝わってしまうというデメリットも考えなくてはなりませんが、こうしたアレンジが楽しめるのもコンビニならでは。カヌレを食べたことがある人も、初めて食べる人も、楽しめるスイーツに仕上がっていると思います。
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