気になるあの人にお金突撃インタビュー/亀田潤一郎さんが語るお金持ちと貧乏な人の財布の違い

2万円の財布を持つとお金持ちになれる?身の回りのモノや服が大切な理由

あなたは年収いくら稼ぎたいと考えますか。年収500万円稼げれば十分と思っている人は、500万円を超えることは難しい。1000万円稼ぎたい、稼いで当然と思っている人は、500万円の壁を楽々乗り越えるでしょう。自分に対するイメージを変えることで、お金がついて来る。亀田流セルフイメージの変え方とは?

あるじゃん 編集部

執筆者:あるじゃん 編集部

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あなたは年収いくら稼ぎたいと考えますか。年収500万円稼げれば十分と思っている人は、500万円を超えることは難しい。1000万円稼ぎたい、稼いで当然と思っている人は、500万円の壁を楽々乗り越えるでしょう。自分に対するイメージを変えることで、お金がついて来る。税理士でベストセラー作家の亀田潤一郎流セルフイメージの変え方とは?(第8回『税理士の亀田潤一郎さんが語る!危機時代の「生き銭」「死に銭」の違い』から続きます)
収入を増やしたいなら、ワンランク上のセルフイメージを

収入を増やしたいなら、ワンランク上のセルフイメージを

 

お金持ちになりたいなら、「セルフイメージ」が大事?

人が成功の階段を上がっていくとき、ものが力を貸してくれるということがあると思います。

よく、芸人さんが売れるためにはあえて背伸びをして高いマンションに住んだり、高級車を買うと言われます。自分がそれくらいのステータスになるには、自分の周りのものをそのクラスに変える。それが自分の像=セルフイメージとなり、実際にそうなるのです。

人はセルフイメージに合わせた生き方を自然にするようになります。それは潜在意識として刷り込まれ、その像に合うように行動するからです。セルフイメージが引っ込み思案で消極的であれば、そのような行動をとってしまうし、セルフイメージが積極的で行動派であれば、実際そのようになります。セルフイメージとは一種の思い込みですが、それを書き換えることで自分の性格や行動を変えることができるのです。
 

お金持ちを目指すなら、まず2万円の財布を持とう

そこで、あなたがもっと仕事ができて年収を稼ぎたいと考えるなら、セルフイメージをそれに合わせていくことが必要です。先ほどの部屋や車はその一つですが、もっと手近なところとして、財布を変えるということがあります。

拙書『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』で、そのことを書きました。キャッシュレス時代の今でも、お金持ちの人の持つ財布は長財布が多く、しかも高い財布が多いのです。それはお金を大切に扱いたいという気持ちと同時に、その財布にセルフイメージを投影しているのです。

年収1000万円稼ぎたいのであれば、まず財布を2万円から5万円くらいのものに変えてみる。だいたい年収の500分の1から200分の1くらいまでの値段の財布が自分に見合った財布とされています。

したがって、年収1000万円の人なら2万円から5万円の財布がふさわしい。仮に今自分の年収が500万円の人なら、少し背伸びをして2万円から3万円の財布を持つのです。

財布は常に自分の手元にあり、買い物をするたびに取り出して目にするものです。それを繰り返す中で、自然と年収1000万円のセルフイメージがつき、そのようになっていくのです。
 

エルメスの財布に変えたわけとは?

私自身、最近財布を変えました。それまではルイ・ヴィトンの財布でしたが、エルメスに変えたのです。

長く使ったルイ・ヴィトンの長財布はお気に入りでしたが、10年ほど使っているうちに、そろそろ卒業かなと思いました。『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』の本が出て10年の節目でもあり、買い替えを決意しました。30万円近くの高価なもので、さすがに購入の際は少しドキドキしましたが。

ちなみにルイ・ヴィトンの革は丈夫なのですが、エルメスの革は柔らかく繊細です。そこで私は財布をさらに一回り大きな布製の袋を、財布入れとして使っています。傷つけたくないのがその理由ですが、それだけ大切に扱うことで、お金を大切に使うという意識が潜在意識に刷り込まれていきます。

仕事をバリバリとこなして、収入を増やしていきたい。そう考えるのであれば、今の生活の一つ上のセルフイメージを作るべきでしょう。財布はもちろんですが、食事や着る服など、身の回りのものを意識的に変えていくことが大事なのです。

★亀田さんのインタビューは次回に続きます

【亀田さんのインタビューはコチラ】
亀田潤一郎さんが語るお金持ちと貧乏な人の財布の違い


教えてくれたのは……
亀田潤一郎さん
   

亀田潤一郎さん

亀田潤一郎税理士事務所。税理士。学生時代、中小企業の経営者だった父親の会社が倒産。その悲劇を目のあたりにする。一時はホームレス状態でうつ病になるが「中小企業の経営者をお金の苦労から守りたい」という使命感から、苦節10年を経て税理士になる。数字に苦手な経営者に向けて預金通帳を活用した資金繰りをよくするためのコントロール術などを指導する。ほとんどの顧問先から高評価を得る。数々の経営者と付き合う中で、持続的に成長している企業の経営者の財布の使い方に共通点があることを発見。それを実践したところ年収が飛躍的に伸びた。その経験をまとめた『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』(サンマーク出版)がベストセラーに。そのほか『通帳は4つに分けなさい』(経済界)、などがある。


取材・文/本間大樹
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