iPhoneのバックグラウンドサウンド機能とは
これは「海」「雨」「ノイズ」といった環境音を延々と流してくれる機能で、なにか作業に集中したいときなどに最適な“作業用BGM”として活用できるものです。
環境音を流すための専用のアプリも数多くリリースされていますが、実はiPhoneにも最初から備わっているんですよ。仕事や勉強のお供に、ぜひ活用してみてください。
バックグラウンドサウンドの使い方
それではさっそく、バックグラウンドサウンドを使う方法を紹介します。1.
「設定」アプリを開き、「アクセシビリティ」→「オーディオ/ビジュアル」→「バックグラウンドサウンド」と進みます。
2.
「バックグラウンドサウンド」のボタンをオンにします。
3.
「サウンド」を選択すれば、流れるサウンドの種類を変更できます。
種類は限られていますが、逆にあれやこれやと悩まずに済むので、筆者はこれぐらい厳選されているほうがうれしいですね。種類が多すぎると、結局決めきれなくなってしまうので。 「メディアの再生中に使用」にチェックを入れると、ほかの動画や音楽との同時再生が可能になります。ミックスされる感じですね。あまり使いどころはなさそうですが、覚えておくといいかもしれません。
バックグラウンドサウンドを即座に使えるようにするオススメ設定
さて。バックグラウンドサウンドを使うたびに「設定」アプリを開いていたら面倒ですよね。そこで、コントロールセンターから使用する方法を紹介します。1.
「設定」アプリを開き、「コントロールセンター」を選択。「含まれているコントロール」に「聴覚」を追加します。
2.
設定はこれで完了です。コントロールセンターを開き、耳のアイコンをタップ。するとバックグランドサウンドのオン/オフスイッチが表示されます。
3.
もちろん、この画面からサウンドの種類を変更することも可能。音量の調整もできるので、実質、すべての設定をここから変更することができます。
個人的おすすめ作業用BGM
iPhoneに備わっているバックグラウンドサウンドの解説は以上です。ここからは、筆者が普段から愛用している作業用BGMを紹介します。今回紹介したような「環境音」も好きなのですが、無機質な音だけだとさびしくなるときがあります。そんなときは歌の入っていない、リズムが一定の穏やかな音楽のほうが心地よく、高い集中力を維持できます。
筆者が愛用しているのは「Endel」というWebサービス。有料のサブスクサービスではありますが、本格的に集中できる環境を手に入れたい人にはおすすめです。 「Endel」はただのヒーリング生成サービスではありません。天気、時間、心拍数などをインプットすることで、体内時計をベースに、各個人にパーソナライズされた音楽が自動的に生成されるのです。
「スリープ」「リラックス」「集中」など、自身の状況にあわせて音楽のタイプを変更可能。長らく使っていますが、集中力がかなり高まる実感があります。
もちろん、iPhone、iPad、Macなど、それぞれ専用のアプリが用意されています。単調な環境音に飽きてしまった方は、ぜひトライしてみてください。
関連リンク:Endel - Personalized soundscapes to help you focus, relax, and sleep. Backed by neuroscience.
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