子供と一緒の電車&飛行機
子連れで電車や飛行機を利用する時に知っておきたい基礎知識と、親子で守りたいマナー、さらに快適に利用するためのコツをご紹介します。――INDEX――
■電車や飛行機で子連れおでかけプランを立てるときの注意
~電車編~
■知っておきたい基礎知識
■マナー&快適な利用のためのコツ
~飛行機~
■知っておきたい基礎知識
■マナー&快適な利用のためのコツ
電車や飛行機で子連れおでかけプランを立てるときの注意
子供と一緒に電車や飛行機を利用するときには、まず移動距離が子供にとって無理がないかを最優先で検討しましょう。乗り物酔いが心配な子供には乗る前の食事を抑え気味にしたり、小児用の薬を持参したり、手首に巻くだけで酔い止め効果のある「シーバンド」を利用するなどの工夫を。中の透けないゴミ袋も念のために持っていると安心です。またプランニングの際には、自宅から駅や空港までの移動方法も考えるのを忘れずに。最も多い失敗談は、“朝のフライトを予約できたけれど、空港まで通勤ラッシュの満員電車を利用しなければアクセスできない”というようなケース。これでは旅の始まりから疲れてしまいます。特に子供が小さなうちは、できるだけ混雑を避けてアクセスできるよう移動の時間帯も良く考えて下さいね。荷物が大きな場合は、事前に空港や目的地の宿に送っておけば身軽です。
知っておきたい基礎知識 <電車編>
JRはじめ、各鉄道会社での年齢による区分は、表現や書き方に多少違いはあっても概ね以下のように分けられています。□おとな(大人):12歳(中学生)以上 ※12歳でも小学生は「こども」
□こども(小児):6歳~12歳 ※6歳でも小学校入学前は「幼児」
□幼児:1歳~6歳未満
□乳児:1歳未満
―「こども」の運賃・料金―
禁煙車両の号数も事前にチェックしておこう |
なお、2014年4月1日より、ICカードを使用した方がお得な運賃で利用できる路線も。「こども」のIC運賃は「おとな」のIC運賃の半額で、1円未満は切り捨て(各社共通)となります。
※JRのような場合、IC運賃と切符の運賃を比較すると、「おとな」の場合はIC運賃が安い区間であっても、“端数を切り捨てる単位”が異なるために、「こども」の運賃はIC運賃の方が高くなる場合もあります。
(例)
・切符 大人190円→こども90円
・ICカード 大人185円→こども92円
寝台は「おとな」が2名で(または交代で)利用することはできませんが、「おとな」1人と「こども(幼児・乳児含む)」1人、または「こども(幼児・乳児含む)」2人で1つの寝台を利用することはでき、この場合は寝台券は1枚でOKです。
―乳児・幼児の運賃・料金―
乗車券を持つ「おとな」または「こども」1人に同伴された「幼児」2人までは無料です。つまり3人目からは「幼児」であっても「こども」の切符が必要になります。また、「幼児」、「乳児」が1人で指定席、グリーン席(自由席グリーン車を除く)、寝台等を利用する場合も「こども」の乗車券とそれぞれの料金(指定席券など)が必要となります。
>>子連れで電車に乗るときのマナー&快適な利用のためのコツ