100GBの大容量通信ができる「ahamo大盛り」はどんな人が選ぶべきか

2021年3月に提供開始され大きな話題となったNTTドコモの「ahamo（アハモ）」。ドコモショップで契約やサポートが基本的にできず全てオンラインでこなす必要がある代わりに、月額2970円で20GBのデータ通信が利用でき、なおかつ5分間の音声通話定額が付くなど、コストパフォーマンスが非常に高い料金プランとして知られています。

それゆえahamoは2022年3月時点で間もなく300万契約に到達する状況であるなど、現在も好調に利用者を伸ばしているようです。そのahamoに2022年6月より、新たに「ahamo大盛り」が追加される予定です。

参考記事：ahamo（アハモ）のメリットとデメリットを整理！ ドコモ格安プランの注意点は？
参考記事：ahamoの注意点！ 結局どんな人におすすめのプランなのか契約前に確認しよう
 

「ahamo大盛り」とはどのようなサービスか

「ahamo大盛り」は“大盛り”という名前の通り、ahamoに通信量を追加するオプションを新たに提供するもの。具体的には、月額1980円を支払うとデータ通信量が80GB追加される「大盛りオプション」が新たに用意され、それとahamoの料金プランをセットにすることにより、月額4950円で100GBのデータ通信が利用できるようになります。 「自宅に光回線を引いていない」「外でスマートフォンを使うことが多い」などの理由から、モバイル回線を用いて動画などの大容量コンテンツを頻繁に利用する人は、20GBでも容量が足りないということが少なからずあるでしょう。

ahamo大盛りはそうしたスマートフォンのヘビーユーザーに応えるサービスといえ、料金はアップしますが従来の5倍の通信量が利用できるのは魅力です。
 

大容量プラン「5Gギガホ プレミア」などとの違いは?

ただここで注意が必要なのが、NTTドコモの料金プランにはそうした大容量通信のニーズを満たす、データ通信が使い放題の「5Gギガホ プレミア」（5G向け、月額7315円）「ギガホ プレミア」（4G向け、月額7205円）があるということです。

これら料金プランは単独で契約する分にはahamo大盛りより値段が高いのですが、100GB以上データ通信をしても追加料金が取られません。一層ヘビーにスマートフォンを利用する人や、テザリング機能を用いてパソコンで頻繁に通信するような人にはahamo大盛りよりも適しています。

しかも5Gギガホ プレミア／ギガホ プレミアには、

　・契約する家族の人数に応じて適用される「みんなドコモ割」
　・対象の固定ブロードバンドサービスを使っていると適用される「ドコモ光セット割」
　・「dカード」で毎月の料金を支払うと適用される「dカードお支払割」

という3つの割引サービスが用意されています。これら全てを適用すると5Gギガホ プレミアは月額4928円、ギガホ プレミアは月額4818円と、実はahamo大盛りより少し安く利用できるのです。 もちろんahamo大盛りは、そうした割引を適用しなくても月額4950円で利用できることから、大容量通信をしたい単身者のNTTドコモユーザーの場合、ahamo大盛り以外に選択肢はないといえます。

ただ離れて住んでいる家族がNTTドコモを契約しているなど、一連の割引条件を満たせるのであれば、通信量の制限がない5Gギガホ プレミア／ギガホ プレミアへの乗り換えも検討してみた方がいいかもしれません。


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