節約

買わなくていい家電に要注意!? 借りるのとどっちが得? 新生活の費用を“最低限”におさえる節約術

新生活の準備はお金がかかるものです。引っ越し、買うべき家電、食器などをどのように準備すれば節約できるかをご紹介します。

矢野 きくの

執筆者:矢野 きくの

節約ガイド

春になると新入社員となり実家を出る人や、人事異動で単身赴任をすることになる人、また進学のために親元を離れたりと、新しい生活に入る人も多い季節です。何かと物入りの時期で、気がつくとお金もどんどん飛んでいってしまいます。

今回は引っ越しから生活用品の購入まで新生活準備で少しでも節約できる方法をご紹介します。
 

引っ越し料金を節約するには?

引っ越し荷物

荷物の量によっては、引越し業者ではなく宅配便のほうが安くなることもある

▼宅配便での引っ越しも検討
単身での引っ越しの場合は、まず自分の荷物の量を見てダンボール箱がどれくらいの量になるか確認しましょう。家具や大型家電がなくダンボール数個の場合は、宅配業者に依頼したほうが安くなります。

新居で新たに必要になるものは、ネット通販で購入し配送先を新居にしておけば、同じ送料(もしくは送料無料)で届けてもらえます(最近は北海道・沖縄は別料金の場合があります)。

▼引越し業者にするなら相見積もりをとる
引越し業者を利用する場合は、最低でも3社は相見積もりを取るようにしましょう。1社ではもちろん相場がわかりませんが、2社でも平均が分かりづらいものです。3社の見積もりをとった上で、料金だけでなく含まれるサービスやその他の料金を含めて検討しましょう。
 

新居で使う生活用品や家電購入で節約するには?

▼まずは最低限必要なものを考える
「初めての一人暮らしで家電を揃えるために買った炊飯器。しかし家で食べるのは週末くらいな上、パックのご飯を買ってしまうのでほとんど使わなかった」というケースも少なくありません。日頃から料理をしている方であれば、一人暮らしをしても家でご飯を作るかもしれませんが、そうでない場合は引っ越しをしてみてから必要だと感じたときに購入することをおすすめします。

意外と掃除機を使わずにペーパーモップだけで終わらせている人もいます。ハンディ掃除機でいいかもしれません。まめに掃除をする方であれば、スティック掃除機でもいいでしょう。まずは自分がどんなスタイルで掃除をするか考えてみましょう。

▼お得な新生活セット家電
春のこの時期には家電量販店や大手スーパーなどで、家電を新生活セットとして販売しているものもあります。金額的にお得になっているので、全て必要なものであればセットで購入すると節約になります。

▼リースやお試しも検討する
最近は家電だけでなくベッドやデスクなどの家具類も、リースやサブスクリプションとしての契約、数カ月のお試し利用契約など、さまざまな形態があります。必要かどうか判断するためにも、いきなり購入せずに短期間の利用で試してみるのもよいでしょう。
 

とりあえずは100円ショップ

食器

とりあえず100円ショップのもので揃えてみる

掃除道具や調理器具、食器などは、まず100円ショップのものを利用してみてはいかがでしょうか。近年の100円ショップは商品がかなり充実していて、意外と便利に使えるものが多くあります。

また以前の100円ショップの食器は厚みがあり重たいものが多かったのですが、最近は質が良く、十分に普段使いできるようになっています。食器もどんな種類のものを揃えればいいかはじめのうちは分からないと思うので、まずは100円ショップを利用してみることをおすすめします。
 
必要となりそうなものを片っ端から買っていたら、かなりの金額になってしまう新生活の準備。「とりあえず」という気持ちで最低限からスタートし、実生活で必要を感じたものにお金をかけていってはいかがでしょうか。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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