“愛され妻”の「何気ない習慣」5つ
“愛され妻”の習慣1:干渉しないで、見守る
夫が仕事に悩んでいるときは、相談しやすい雰囲気を作りながらも、干渉しすぎないで見守るほうがいい場合もあります。人によっては、困難に1人で立ち向かいたいこともあるので、妻に「どうしたの?」と心配されたり、「どうして私を頼ってくれないの?」と頼るのを強要されたりすると、迷惑だと感じることも。「今、夫は調子が良くない状態だ」ということを理解した上で、見守るくらいがちょうどいい場合もあるのです。
実は、「頼ること」だけではなく、必要以上に「自分を必要としてほしい」と思うのも依存。相手を通して、自分の存在価値を感じたいのです。だから、愛する夫が不調なときに、干渉しないで見守るという行為は、ある意味、精神的に自立している妻だからこそ、できることなのです。
“愛され妻”の習慣2:夫の良き理解者になる
せめて家族だけは、自分の理解者であってほしいし、味方でいてほしいもの。だから、パートナーにとって「良き理解者でいること」は大切です。一番やってはいけないのは「自分の理想を相手に押し付けてしまうこと」。それが相手にとって合わないことであればあるほど、「自分のことを分かってくれていない」と思われ、信頼まで失ってしまいます。
もちろん、一緒に生活をする上で、相手にやってほしいこと、直してほしいこともあるでしょう。ただ、性格的に難しいこともあります。そんなときは、相手らしさを理解し、受け止めることが大切。
その上で叶えたいことがあるときは、相手の得意、不得意を考慮して、柔軟性のある方法を見つけられるようになるといいでしょう。例えば、夫は掃除が苦手で、自分ばかりやっていてストレスがたまるという場合は、家事代行サービスを頼んでもいいのです。
人は自分が嫌なことばかり強要する相手とは一緒にいられなくなってしまいます。だから、相手が嫌いなことは無理やりやらせないで、他の方法も考えることが大切です。
“愛され妻”の習慣3:感謝の思いをきちんと伝える
ささいなことでも、「ありがとう」と言い合える夫婦は、良い関係が築けます。夫婦であっても、相手は自分のために存在しているわけではなく、相手には相手の人生があります。だからこそ、自分のために何かをしてくれるのは、当たり前のことではありません。時には「ただ一緒にいること」だって、ありがたいことなのです。実は、感謝の思いというのは、愛情に近いものです。「ありがとう」は、相手を受け入れ、リスペクトするときに出る言葉でもありますしね。新婚のときはラブラブだった夫婦でも、月日が経つと「愛しているよ」と言うことは減ってくるもの。でも、「ありがとう」なら言いやすいでしょう。
日頃から、こまめに感謝の気持ちを伝えるように心掛けたいですね。
“愛され妻”の習慣4:自分の機嫌は自分でとって、いつもご機嫌
家の中でパートナーがイライラしていると、自分まで気分が悪くなるもの。誰にとっても家は安心できて心地よい環境であることが大切なので、なるべく機嫌良くいられるようにしましょう。たとえ機嫌が悪くなるようなことがあっても、八つ当たりは禁物。大人なのだから、自分の機嫌は、自分でとれるようになりましょう。
“愛され妻”の習慣5:夫だけでなく、自分のことも大切にしている
妻が自己犠牲の精神をもって、夫に尽くしていると、夫はちょっとつらい気持ちになってきます。自分が加害者のようになってしまうからです。だから妻は、夫のことはもちろん、自分のことも大切にしましょう。実は、自己犠牲をして相手に奉仕すると、ほとんどの場合は「見返り」を求めるようになってしまいます。それが、相手を苦しめてしまうのです。だから、「自分がしてあげたいから、しているだけ」くらいの気持ちでいたほうがいいのです。
さらに言うと、人は自分自身にできることしか、他の誰かに与えることができません。自分を大切にできない人は、人のことを大切にできないし、自分を愛せない人は、人を愛せません。大切にする方法や愛し方を分かっていないからです。
まずは自分を大切にすること、愛することはどういうことなのかをきちんと理解し、自分にできるようになりましょう。それができたとき、本当の意味で、夫のことを愛せるようになるのです。
ここまで “愛され妻”の習慣を5つ紹介しました。これらができるようになると、夫だけでなく、妻自身も精神的に楽になれるでしょう。自分のことも夫のことも大切にして、良い夫婦関係を築いてみてはいかがでしょうか。