それらを中心として、2021年に購入したデジタルガジェットの中から個人的満足感の高かった4品を紹介します。
1. moto g100
「moto g100」はモトローラ・モビリティのミドルクラス「g」シリーズに位置付けられるスマートフォンです。選んだ理由はゲーミングに適した性能の高さ。2020年のハイエンドモデルの性能を上回る「Snapdragon 870」と21:9比率のディスプレイを搭載しながらも、ミドルクラス相応の5万円台という安さを実現。低価格ながらAAAクラスのゲームも快適に楽しめる点が魅力で、自宅での息抜きにスマートフォンゲームをプレイするのに大いに役立ちました。一方で縦長な分サイズが大きく、約215gとかなりの重さがあることから万人受けするスマートフォンとは言い難いのが難点。ですが、政府の値引き規制でハイエンドスマートフォンが購入しづらくなっている現状を考えると、ボディ素材の質や重要でない部分の性能を落として低コストを実現しながらも、特定の機能や性能に秀でた“一芸スマホ”のニーズは今後高まっていくのではないでしょうか。
2. Oculus Quest 2
緊急事態宣言が長く続き、自宅で過ごす時間が増えたことから購入したVRヘッドセットの「Oculus Quest 2」。パソコンに接続する必要なく、6DoFに対応し前後や上下左右の動きをトラッキングできることから単体で本格的なVR体験が可能な上、3万円台とコンシューマーゲーム機並みの価格で購入できてしまう手軽さは魅力です。プレイできるコンテンツもかなり充実が進んできており、フィットネスアプリなど体を動かすものもいくつか出てきていることから、コロナ禍での運動不足解消とダイエットに大いに役立ちました。Oculusの親元であるフェイスブックが「Meta」に改称したことを受け、今後「Meta Quest」に改名されることから、2022年以降はメタバースを楽しむデバイスとしても注目される所です。
3. Fitbit Charge 4
同じく運動不足解消に役立ったのが「Fitbit Charge 4」。購入したタイミングでは後継の「Fitbit Charge 5」がまだ発表されていなかったことからこちらを選んだのですが、コンパクトながら装着しているだけで多くの身体情報を記録でき、「今週はあまり運動していない」など普段の行動をこまめにチェックできる点はアクティブトラッカーならではの魅力です。ただアクティブトラッカーやスマートウォッチなど、腕時計型デバイスの類はここ最近多くのメーカーが投入しており競争が激しくなっています。そうした中からFitbit Charge 4を選んだのは1つに数日間バッテリーが持つこと、そしてもう1つはAndroidに接続してもSuicaなどによる決済が利用できることです。Suicaが利用できる腕時計型デバイスといえば、以前はiPhoneでしか利用できないApple Watchシリーズしか選択肢がなかっただけに、Androidユーザーでも決済が利用できる腕時計型デバイスが出てきていることは喜ばしいことです。
4. SabineTek SmartMike+
緊急事態宣言が明けて以降、リアルでの取材も増えています。最近のスマートフォンはハイエンドモデルを中心として200gを超えるものが増え、シャツの胸ポケットに入れるのも難しくなっていることから、スマートフォンを取材時のボイスレコーダーとして使っている筆者は何かと不便な思いをすることが増えてきました。そこで購入したのが「SmartMike+」。これはスマートフォンに接続して利用できる超小型のBluetoothマイクで、鞄や胸ポケットに挟んで利用することも可能なことから、スマートフォンを表に出すことなく録音ができるので便利です。元々はVLoggerなどに向けたもののようで、値段も1万円を超えるなどやや高めではありますが、録音・録画をする機会が多い人には便利なデバイスといえるでしょう。
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