しかし、発表直後から、ネット上では賛否両論の声が上がっている。否定的な声としては「デザインが古臭い」「スペックの割に高い」というものだ。
果たして、実際はどうなのか。まずはスペックを見ていこう。
BALMUDA Phoneは高いといわざるを得ない
BALMUDA Phoneは、画面サイズが4.9インチと、ここ最近のスマートフォンの中ではかなりコンパクトな部類に入る。チップセットは「Snapdragon 765」。メインカメラは1つで4800万画素、フロントカメラはパンチホール式で画面に大きく穴が空いている。ディスプレイは液晶であり、有機ELではない。おサイフケータイに対応するが、防水/防塵性能はIPX4と生活防水レベルだ。価格は10万4800円となっている。
単純にチップセットだけで比較すると、Snapdragon765Gを採用する「OPPO Reno5 A」が3万円前半で売られていたりする。性能と価格のバランスだけで見れば、BALMUDA Phoneは高いといわざるを得ない。
ただ、バルミューダとしても、中国メーカーのスマートフォンと価格競争するつもりは毛頭ないだろう。また、ディスプレイを折りたたんでしまうGalaxyや1インチセンサーを載せるシャープやソニーとも性能競争しようとは思っていないはずだ。
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