移動中などにスマートフォン(以下スマホ)で音楽を聴くということが当たり前のようになっている今。スマホで使うイヤホンも選択肢が増えています。
イヤホンの呼び名に正式な決まりはないのですが、大きく分けて3種類あり、スマホ本体と有線でつなげる従来型のイヤホン、スマホ本体とはBluetooth(無線通信規格の1つ)で接続し左右のイヤホンはコードでつながっているもの、そしてスマホ本体とBluetoothで接続しかつ左右のイヤホンも独立しているのが完全ワイヤレスイヤホンと呼ばれているものとなります。
近年主流となってきているのが完全ワイヤレスイヤホンで、お値段はピンきり。高いものだと数十万円するものもあります。
そこで今回イチオシしたいのが、100円ショップのダイソーから発売されている「完全ワイヤレスイヤホン(True Wireless Earphone)」です。
就寝時に使うために、コードがない完全ワイヤレスイヤホンで手頃な価格のものを探していたところ、友人から「5000円前後のイヤホンと同等の良さだよ」と教えてもらったので、ぴったりだと思い購入しました。
ダイソーの1100円イヤホンとは?
ダイソーでは、数種類のイヤホンが発売されていますが、今回ご紹介するのはダイソーブランドとして発売されているものです。完全ワイヤレスイヤホン(TWS001)「1000円イヤホン(1000yen earphone)」とも明記されています。
Bluetooth5.0対応。Bluetoothの最新バージョンは5.2なので最新というわけではありませんが、普通に使う分にはまったく問題はありません。
ノイズキャンセリングや防水の規格に関しては記載がないので、雨天時や汗をかくスポーツ時などは避けたほうがいいかもしれません。
再生時間は、連続再生時間が4時間。連続ではなく、充電ケースに戻して充電させながら使えば、最大約10時間再生可能なので、毎日の通勤でも余裕で使えますね!
付属のマイクロUSBケーブルで充電することができ、イヤホンと充電ケースを満充電にするには約4時間です。
ダイソー1000円イヤホンはペアリングも電源オン・オフも簡単!
Bluetooth規格のイヤホンの中には、スマホとペアリング(最初の接続設定)する際に、ファンクションボタンを長押しして表示された名前をタップして接続する必要があるものもありますが、ダイソーの「1000円イヤホン」は、充電ケースからイヤホンを取り出すだけでペアリングが完了します。
また使うときも充電ケースからイヤホンを取り出すと電源がオンになり、充電ケースに戻すと電源がオフになるため、電源をオフにし忘れて使いたいときに電池が切れていたという失敗も防げます。
ダイソーの1000円イヤホン、気になる音質は?
音質というのはその人の音の趣味もありますし、評価しづらい部分ではあります。筆者は子供の頃から音楽が好きで、それに伴いイヤホンにもこだわりがあります。日頃使用しているイヤホンも飛行機に乗るとき用、音楽を聴くとき用、映画を観るとき用など使い分けをしているほどです。そんな自称イヤホンにこだわりがある筆者からしても、ダイソーの「1000円イヤホン」の音質は満足のいくものでした! 箱には「リズム際立つ迫力の重低音」と表記されており、低音がウリのようですが、筆者が感動したのは、お値段が安いイヤホンにありがちな、高音がスカスカに抜けてしまっている感がなく、綺麗に聴こえてきます。低音ももちろんしっかり伝わってきます。
あくまでも個人の感想となりますが、この機能と音で、1000円(税込で1100円)のイヤホンなら大満足! 高コスパのイヤホンと言ってもいいのではないでしょうか。「完全ワイヤレスイヤホンをとりあえず試してみたい」と思われている方にイチオシの、ダイソーの「1000円イヤホン」のご紹介でした。
DATA┃ダイソー
商品名:完全ワイヤレスイヤホン(1000円イヤホン)
再生時間:約10時間(イヤホン4時間・充電ケース6時間)
規格:Bluetooth5.0