全社値上げ！ 冬にガス代を効果的に節約するコツ

寒い冬が近づきつつある今、化石燃料の高騰などで、ガス代がアップすることは避けられない状況です。今こそ、改めてガスの使い方を見直してみませんか？ 暮らしの中で、特にガスを使う場所がキッチンとお風呂です。そこで今回は、お風呂とキッチンを中心にガス代の節約術をご紹介します。
 

お風呂のガス代節約術

家の中で一番エネルギー消費量が多いのは「給湯」で、水をお湯に変えるために、大量のガスを消費します。寒い冬に、毎日お風呂に入って温まることは大切ですが、節約のことを考えるとガス代や水道代も気になります。

そこで、見直すと効果的なのが、シャンプーの回数です。日本では毎日お風呂に入ってシャンプーをするのが普通ですが、海外ではそもそも毎日お風呂に入る人は少なく、シャンプーも2、3日に一回といった人がほとんどです。環境省のホームページによると、40℃のシャワーを流す時間を1分間短縮した場合、1日あたり4.49円のガス代の節約に。シャワーを使ったシャンプーの回数を減らすだけで、かなりのガス代の節約になりそうです。

また、シャワーヘッドを節水シャワーヘッドに替えることもおすすめです。節水シャワーヘッドの使用で、4人家族のガス代の削減額は年間で約6300円にもなるそうです。

【参考】環境省HP『COOL CHOICE』
http://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/topics/20160830-01.html
 

キッチンのガス代節約術

キッチンでは、加熱時間を減らすことでガス代の節約になります。
 

• 圧力鍋を使う

冬には、温かい煮込み料理が増えて、ガスを使うことも多くなります。長時間の煮込み料理には、圧力鍋を使うと短時間ででき、ガス代を節約できます。カレーやシチュー、おでんなど、長時間煮込む料理には圧力鍋を活用することをおすすめします。
 

• 乾麺は余熱調理で節約に

沸騰させたお湯に乾麺を入れ、再沸騰したら火を止め蓋をして、茹で時間よりも1～2分多めに蒸らします。火にずっとかけなくても、乾麺がおいしく茹で上がります。吹きこぼれる心配もなく手軽なので、我が家ではずっとこの方法で茹でています。
 

• スパゲッティを1分間で茹でる方法

パスタを水に数時間、漬けてから茹でると、1分で茹で上がります。茹で時間の短縮でき、ガス代の節約になります。しかも、生パスタのようなもちもち食感が楽しめます。
 

• 茹で卵も余熱調理で節約に

我が家では、茹で卵も余熱調理で茹でています。鍋に卵を入れ、かぶるくらいの水を入れます。沸騰して1、2分たったら火を止め、そのまま余熱で調理します。半熟の場合は5分、固茹での場合は15分ほど放置すると茹で卵ができあがります。
 

プロパンガスは高い

東京ガスの調査によると、都市ガスとプロパンガス料金を比較すると、月約3200円都市ガスの方が安い結果となっています。住む家を選ぶ時には、どちらのガスが使えるのか調べる必要がありそうです。

【参考】東京ガスHP
https://home.tokyo-gas.co.jp/gas/chg/merit01.html

いかがだったでしょうか？ 今回は手軽にできるガス代の節約方法についてご紹介しました。毎日の暮らしの中でガスの使い方を見直すだけで、節約になります。また、二酸化炭素の削減や地球温暖化対策にもつながります。どれも簡単にできる方法ばかりですので、ガス代が毎月高すぎると感じている人はぜひ試してみてください。

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