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コロナ禍で増え続けるエアコンの電気代を節約するコツ

暑い夏がやってくると、気になるのがエアコンの電気代。また、長引くコロナウイルスの影響で在宅時間が増えており、エアコンなどの家電を長時間稼働させることによって、出費が増えている家庭が多いようです。今回は、エアコンの電気代を効果的に節約する方法をご紹介します。

野村 蘭

執筆者:野村 蘭

地球にやさしい節約術ガイド

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暑い夏がやってくると、気になるのがエアコンの電気代。また、長引くコロナウイルスの影響で在宅時間が増えており、エアコンなどの家電を長時間稼働させることによって、出費が増えている家庭が多いようです。今回は、エアコンの電気代を効果的に節約する方法をご紹介します。
 

エアコンのフィルターを掃除するだけで、年間1万円以上電気代の節約に

エアコンの電気代を節約するためには、フィルターの掃除が大切です。エアコンを使っていない間にも、汚れやゴミがフィルターに蓄積していきます。フィルターに汚れが詰まっていると、エアコンの効きが悪くなり電気代も高くなってしまいます。

筆者も、エアコンがなかなか冷えなくなった経験がありますが、フィルターの掃除をするだけで解消したことがあります。エアコンのフィルターが汚れで目詰まりしていて、うまく冷たい空気を排出できなくなっており、それが原因で冷房の効果が下がっていたようです。

2021年5月31日にパナソニックが行った「コロナ禍の光熱費変動に関する実態調査」概要によると、エアコンのフィルターを1年間掃除しないで使用すると、約25%も電気料金がアップしてしまうということがわかりました。フィルター掃除をすることで年間約1万円以上電気代を節約できるそうです。

※パナソニック製品「F401D2」を使用。電気代27円/kWhでの実験

筆者は、毎日エアコンを使う時期には、フィルターの掃除を約2週間に1度するようにしています。フィルターのほこりをブラシや掃除機でかき出したあと、重曹を溶かした水につけおきしてこすり、すすいでから陰干ししています。
 

エアコンの設定温度を下げるよりも風量を上げた方が節電に

部屋が暑いとエアコンの設定温度を下げたくなりますが、風量を上げた方が節電になります。同調査によると、設定温度を1度上げ、風量を上げることで、年間約1200円以上節約することができたとのことです。※パナソニック製品「F401D2」を使用。電気代27円/kWhでの実験

エアコン代を節約しようと、つけたり消したりしがちですが、気温が35℃以上の場合は、エアコンはつけっぱなしにした方が電気代の節約につながるそうです。気温が30℃までなら、こまめに消した方が節約になるようですので、うまく工夫してエアコンを使ってみましょう。
 

電力会社を変える「パワーシフト」で節約に

自然
また、電力会社を切り替えるだけで、電気代を節約できる可能性がありますので、比較してみてはどうでしょう。「電力の自由化」で、新しい電力会社がいろいろなサービスを開始しています。

自然エネルギーを重視した電力に変えることを「パワーシフト」といいますが、筆者も自然エネルギー100%の電力会社に2年前に切り替えました。自然エネルギーは電気代が高くなるイメージがあったのですが、毎月数百円の節約になっています。家庭から出るCO2も減らすことができるようなので、検討してみてはいかがでしょうか。

今回の記事では、コロナ禍でもできるエアコンの電気代を節約する方法についてご紹介しました。今回ご紹介した節約方法は、エアコンのフィルターを掃除することなど簡単なものばかりです。また、電気代の節約だけでなく、地球環境を守ることにもつながりますので、ぜひ参考にしてみてください。

【参照】パナソニックが教える夏のエアコン術
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