知らないと損! ドラッグストアの上手な活用法
昔は街なかで薬を売る「薬局」や「薬屋さん」という存在だったお店が、今はドラッグストアとして、薬だけでなく、日用雑貨や化粧品、最近では食料品を取り扱うところも増えてきています。「ポイ活(ポイント活動)」で注目されているお店も多く、またPB商品(プライベートブランド商品、以下PB商品)を取り扱うところも増え、上手に利用すると節約につながるのが今のドラッグストアです。
今回はそんなドラッグストアの知らないと損な活用法をご紹介します。
なぜドラッグストアで食料品を扱うようになったのか?
近年ドラッグストアで食料品を取り扱うお店が急増した理由の一つとして、「薬や日用雑貨を買うために毎日、来店する人は少ない」ということが挙げられます。ドラッグストアによって違いはありますが、客寄せとして数品目はスーパーよりも激安な価格設定をしている商品があるのが特徴です。例えば、とあるドラッグストアでは、おにぎり1個74円(税込)や卵Mサイズ10個入り1パックが122円(税込)というところもあり、なかなか一般的なスーパーでは見かけることがない価格設定の商品がいくつかあります。そうなると「卵を買うならドラッグストアに行こう」となり、そのついでに他の商品も購入するという流れになるのです。
まずは近所のドラッグストアで何かそのような価格帯の商品はないかを調べてみましょう。その商品は積極的にドラッグストアで買うようにすれば節約につながります。
今のドラッグストアはポイントを無視しては損!
ドラッグストアの特徴の一つとして、ポイントを発行しているお店が多いということも挙げられます。特定日にポイントが10倍になったりするため、自分が利用するドラッグストアの傾向は押さえておくと節約につながります。▼Tポイントが1.5倍になるウエルシア
近年、注目されているのが、「ウェル活」と呼ばれているドラッグストア「ウエルシア」でのポイント活動。ウエルシアでは共通ポイントであるTポイントを通常1ポイント1円として使うことができるのですが、毎月20日はTポイントが1.5倍の価値となります。
例えばTポイント1000ポイントで1500円分の買い物が、2000ポイントであれば3000円分の買い物ができるお得なサービスです。毎月20日にウェル活をするために、Tポイントを採用している他店で貯めたポイントを使い、20日にウエルシアで買い物をする人も多くいます。
▼ポイント4重取りができるマツモトキヨシ
航空会社が発行するマイルには「マイル特約店」というものがあります。マイル特約店を利用した際、航空会社系のクレジットカードで支払いをすると、クレジットカードのポイントとさらにマイルが貯まるというものです。
マツモトキヨシはJAL(日本航空)もANA(全日空)もマイル特約店になっており、例えばANAのクレジットカードで支払いをすると、通常のクレジットカード利用ポイントと、ANAマイルの2重取りができます。 さらにマツモトキヨシはdocomoのdポイントとも提携しています。dポイントカードを提示すると、dポイントも貯まりここで3重取り。そして、マツモトキヨシのポイントカードも併用して使えるためマツキヨポイントも貯まり、4重取りができるというわけです。
PB商品も増えているドラッグストア
PB商品というと大手スーパーのイメージが強いかもしれません。しかし近年、サンドラッグ、ウエルシア、ツルハドラッグ、マツモトキヨシなどドラッグストアでもPB商品が増えています。一般のNB商品(ナチュラルブランド商品)よりも、流通カットや広告料カットなどにより安い価格設定されているPB商品を積極的に利用することで節約につながります。
今回ご紹介したように、ドラッグストアを上手に利用することで節約になりますので、ぜひご自分の近くのドラッグストアの特徴を調べてみてください。
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