さてまずは、髪の基礎知識を簡単に説明しておきましょう!
髪というのは簡単に言うと、3層構造になっています。ちょっと、お寿司の”かっぱ巻き”を想像してください。カッパ巻きは、まずご飯があってその中にきゅうり、そして海苔で巻いてありますよね。髪の構造は非常に似ています。髪の細胞にあたる部分が「キュウリ」(メデュラ)髪の栄養つまりタンパク質が「ご飯」(コルテックス)そして髪を保護してる部分である、キューティクルと言われる物が「海苔」だと考えていただくとわかりやすいでしょう。
髪の主成分はタンパク質で、このタンパク質が髪質を形成しています。
● 水分
タンパク質に含まれる水分の量が髪のシットリ感を引き出します。健康な髪には、水分がたくさん含まれています。
● メラニン色素
髪の色を形成しているものです。カラーリング等は、この色素を壊し色を加えていくのです。白髪等もこの色素異常で出来ると言われます。
● コルテックス
この部分が髪の組織を形成します。AコルテックスとBコルテックスがあり、この比率が1:1でない場合に縮毛や、くせ毛になります。
まあ、説明は尽きませんので詳しく知りたい方は髪の基礎知識で丁寧に説明してくれるサイトがありますのでご覧下さい。
さて、基礎知識を踏まえた上で自己診断に入りましょう。
診断工程を書いていきますので、指示にしたがって進めてください。
【1】シャンプーをしてください。出来ればコーティング剤が入っている物やリンスインシャンプーは避けてください。(2度洗いしてください)
【2】リンスやトリートメント等を使用しないで、シャンプーだけ行ないます。シャンプー剤は良く流してください。
【3】全体をタオルドライしてください。その後2cm四方の毛束を取ります。その部分をドライヤーで充分乾かして下さい
【4】乾いた毛束で輪っかを作ります。(輪の大きさは100円玉位)その輪かの上部に指を当てて上から軽く押してみてください。
『判定作業1』
【5】4の作業終了後、輪っかを取り毛束に戻します。次にその部分に霧吹き等で水をかけてみてください。直接噴射するのではなく、10センチくらい離した所から噴射します。(霧吹きがない場合は指を水で濡らし塗布してください)
『判定作業2』
【6】全体をドライヤーで完全に乾かして下さい。
『判定作業3』