貯蓄/貯蓄する基本の方法

貯蓄ゼロから脱出する方法、まずはコレから始める

お金のこと、難しいですよね。コロナ禍もあって、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人もいるのではないでしょうか。皆さんからのちょっとしたお金の疑問にオールアバウトの専門家が回答するコーナーです。今回は、貯金ゼロから脱出する方法について専門家が回答します。専門家に質問したい人は、コメント欄に書き込みをお願いします。

執筆者:All About 編集部

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お金のこと、難しいですよね。コロナ禍もあって、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人もいるのではないでしょうか。皆さんからのちょっとしたお金の疑問にオールアバウトの専門家が回答するコーナーです。今回は、貯金ゼロから脱出する方法について専門家が回答します。専門家に質問したい人は、コメント欄に書き込みをお願いします。
 

Q:貯金ゼロ。脱出する方法ってありますか?

「貯金ができず、将来が不安です。お金がこれからかかります。貯金するためには、まずは、何から手を付けたらいいんでしょうか? 」(30代・会社員)
 

A:まずは先取り貯蓄をしてしまってから、家計を見直します

貯金ができない要因とは、先取り貯蓄をしていないことと、日々の家計管理ができていないことがあげられます。貯金をするためには、強制的に給与から積み立てをして残ったお金で生活をしていくことがポイントとなります。

銀行で自動積立定期預金を設定し、毎月、収入の一部を貯金しましょう。収入の80%以内で生活するように心がけて、最初からなかったお金として考えます。例えば手取り月収が25万円だとしたら、5万円を強制的に貯金してしまうということです。ただ貯金ゼロの人は最初は無理をしないで収入の10%、2万5000円から始めてもいいです。

貯金がゼロの人は、この金額を支出してしまっているわけですので、できるだけ早く現在の生活費の中身が適切なのかを洗い出す必要があります。

現在使っている支出を細かく把握するには、1カ月ほど家計簿をつけることが有効で、家計簿アプリ等で手軽にできるでしょう。

固定費として大きな支出である住居費や車関連費用、スマホ代、保険料などが適切な金額であるのかを見直す必要があります。通信費については、日々新しいプランがでてきて、乗り換え手数料が無料などのキャンペーンが定期的に行われているので、2年間、3年間使ってトータルで安くなる方法を考えて見直します。保険料も、いまの自分に適切な保障であるのかをチェックします。貯金がゼロのうちは、万一のケガや病気のときに困る場合がありますので、割安な共済等で保障を確保しておきましょう。

貯金ゼロから脱出するために、固定費は一度見直すことで大きな効果があります。固定費の削減はしたものの、これ以上は削減できないという場合は、ストレスのかからない節約方法を自分で考える必要があります。例えば月に数日は、お金を使わない日を設定してしまう、白熱灯や蛍光灯からLEDへの切り替え、還元率の高いクレジットカードを使う等、コツコツと削減してみてください。

※専門家にお金の質問をしたい人は、コメント欄に書き込みをお願いします。

監修・文/深川弘恵(ファイナンシャルプランナー)

 
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