お風呂のかけ湯などで使用する桶。しかし、衛生面や掃除の面倒くささから、必要性に疑問を感じたことがある人も多いのでは?
今回は、All About編集部が実施したアンケートより「お風呂の桶」いる派といらない派それぞれの主張を紹介します。
※アンケートは全国各地500名を対象に実施
※アンケート実施期間:2021年7月19日~2021年7月26日
お風呂の桶を「使っている」人は70%
アンケート結果を発表します。下に示しているのは、全国各地男女500名に行った「お風呂の桶を使用していますか?」という質問に対する回答です。
お風呂の桶の使用有無
500名を対象に実施した今回のアンケートでは、使っているが約70%で多数派となりました。
>>3人に1人は1か月に1回も掃除をしない!? 絶対NGなお風呂の桶の掃除方法
「いる」派、「いらない」派のそれぞれの意見はこちらです。
〇いる派の意見
・体を洗うタオルをゆすぐ際に桶があったほうが便利(43歳 東京都 男性)
・顔を洗うとき、桶に水をはって洗うからです。あとひげそりの際も桶に水を張るので、桶は欠かせませんね(22歳 北海道 男性)
・風呂釜に湯をためた時は、そのお湯を使わないともったいない。節約のため(28歳 長野県 女性)
・子どもが顔を洗うために使用しています(30歳 沖縄県 女性)
・冬は足先が冷えるので、浴槽から出ている間は桶にお湯をためて足湯状態にしている(29歳 岩手県 女性)
・下着など手洗いが必要なものを洗うため(39歳 神奈川県 女性)
〇いらない派の意見
・水やお湯を溜めっぱなしにしてしまい、カビが発生してしまいそうだし、必要だと感じないので(27歳 埼玉県 女性)
・シャワーで済ませてしまうため桶は必要ない(35歳 神奈川県 女性)
お風呂の桶「いる」派の理由は「洗う時に必要」「下着などを洗うため」など様々でした。多くの人が、それぞれの使い道で必要だと感じているようです。一方で「いらない」派の理由は掃除の手間や衛生面が関係しているようでした。
お風呂の桶が衛生的に気になると回答した割合
事実、「お風呂の桶の衛生面が気になりますか?」という質問には、「使っている人」のうち、約80%が「ある」と回答しています。多くの人が使っている一方で、衛生面が気になる人も多いことがわかりました。
これをすればOK! きれいに保つためのヒント3つ
今回は、桶をきれいに保つために心がけたいこと3つを紹介します。
〇拭く
汚れや水滴を拭いておけば、カビのリスクは激減します。専用の雑巾をスタンバイ。最後に使う人が拭く体制を作ることができたら一番よいですが、翌日の朝、浴室の換気と共に拭く習慣づけをしている人も。
〇 浴室の外で乾かす
カビを防ぐためには湿気が大敵。家の中で一番湿気がこもりがちな浴室に置かず、桶などは浴室の外に出す習慣にできればベスト。ハードルが高そうですが習慣にできれば家事はラクになりますね。
〇浴室内に置くなら『裏×ななめ』
浴室内に置いておくのなら、表裏両側に風が通るよう「裏返しにして斜めに立てかけておくこと」がベスト。ちょっとしたひと手間で掃除の手間が減るのですから、やる価値アリです。
すぐに実践できる3つのポイント。今日から取り入れてみてください。