「恋人」と「妻」はやはり違うのか?

二股

男性4人組エアーバンド「ゴールデンボンバー」の鬼龍院翔さん(37歳)が自身のブログで結婚を発表したのは9月4日。だがその直後、今年まで10年以上にわたってつきあっていた女性がいたことが発覚した。女性はいたくショックを受けているという。

どうやらつきあっている女性がいながら、妻となった女性とつきあい、結婚に至ったということのようだ。

10年もつきあって結婚に至らなかったのはなぜなのか。一般的に、それはよくあるケースなのか。男性にとってやはり「つきあう女性」と「結婚する女性」は違うのだろうか。

 

「二股」を自覚はしていたけれど

「僕も似たようなことをしてしまったんです」

そう言うのはフミトさん(36歳)だ。2歳年下の会社の同僚と1年の交際を経て結婚したのが2年前。だが当時、彼には5年間、密に会っている女性・エリさんもいた。

「言い訳かもしれないけど、僕にとってエリは恋人ではなかった。セフレというわけでもなくて、カテゴライズするとしたら“親しい女友だち”としか言いようがない。エリも同じ気持ちだと思っていたんです」

ふたりの間で結婚の「け」の字も話題に出たことはなかった。エリさんに結婚願望があるのかどうかさえフミトさんは知らなかった。

「彼女、僕がよく行く居酒屋でバイトをしていた女性なんです。8歳年下だから、出会ったときはまだ学生でした。当時から小さな劇団に所属していて、夢は有名な舞台女優になることだと言っていました。素敵な女性だと思い、ときどき会うようになったんです」

何度かに1度はホテルにも行った。ふたりきりで遊園地や動物園に行ったこともある。だが、フミトさんはそれを「恋人同士のデート」とはとらえていなかった。お互いに時間があるときに遊びに行くような関係だと考えていたのだ。

「1度も“つきあってほしい”とも言ってないし、“愛している”とも言っていません。彼女のことは好きだけど、将来を考える関係ではなかった」

だから結婚するとき、エリさんに会って正直に告げた。エリさんも喜んでくれるのではないかと彼は思ったらしい。

「ところが激怒されました。甘かったんだなと思います。彼女は顔が広いし友人も多い。僕はその遊び友だちのひとりだと思っていたんですが……。結婚式の二次会に彼女が急にやってきて妻にバラしたんですよ。新婚生活は地獄でした」

妻には真摯に謝罪し、結婚前の話としてなんとか許してもらったが、新生活のスタートでつまずいたという感じがいまだに拭えないという。

 

二股はしかたがなかった

All About

結婚前に二股の状態になった時期があるが、それはしかたがなかったと釈明する男性もいる。

「つきあっていた彼女Aがいたんですが、半年ほどたったとき新たに女性Bが出現して……。結局、どちらと結婚するか1年半ほど迷っていました。両方好きだったんですよ」

“すみません”とつぶやきながらそう言うのは、セイジさん(34歳)だ。最終的に彼が「結婚しよう」とプロポーズしたのは、先につきあっていたAさんのほう。

「タイプが違うんですよね。ざっくり言うと、妻となったAは堅実で穏やかな人、でもBは一緒にいて刺激的な女性。Aとはほとんどけんかもしたことがないけど、Bとは取っ組み合いの大げんかをしたこともある。僕自身は女性に影響されやすいほうなので、Bと一緒にいたほうが楽しい人生なんだろうとわかってはいました。ただ、僕は子どもがほしかったんです。子どもがいない人生でもいいならBのほうが楽しい。子どもを欲するならAのほうがいい家庭が築ける。だからAと結婚しました」

結婚して2年、昨年生まれた長女はもうじき1歳になる。妻は初めての子育てにも過剰に神経質になることもなく、精神的に安定しているという。

「メンタル強いんだなと思います。僕なんて、ちょっと子どもを見ていても泣き止まないとドキドキしちゃってどうしたらいいかわからなくなる。妻は動じませんからね。結婚という意味では大正解だったと思います」

とはいえ、ときどきBさんが懐かしくなることもある。こんな穏やかな人生を送っていたら、“小さくまとまってつまらないヤツ”になってしまうという恐怖感があるそうだ。

「まあ、どうせたいした人生は送れないんだろうから平凡な幸せでいいんですが、それでもBと一緒だったら、浮き沈みは激しくても楽しかったかもしれないなあと思ったりして。Bは今、飲食店をやっているそうです。僕とつきあっていたころは塾の講師だったんですけどね。変な人だけどおもしろかった」

いずれBさんと会ってみたいというセイジさん。会うと危険なのはわかっているのだけどと迷っているようだ。今度は二股ではなく、「不倫」と呼ばれる関係になることも重々、承知していると言った。


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