難しい年金制度。年金初心者の方から寄せられた疑問に回答します。今回は、年金制度の基本、老齢年金・遺族年金・障害年金とある3種類の年金の違いについて回答します。
 

Q:年金にもいろいろ種類があるようですが、どれに入っているのでしょうか?

「年金には、年をとってからもらえる年金と、家族が亡くなり、遺族になったときにもらえる年金と、自分が障害状態になったときに、もらえる年金があると聞きました、私はどの年金に入っていることになるのでしょうか? 現在、アルバイト生活で、毎月国民年金保険料は払っていますが……」(東京都・23歳)
 

A:現在、あなたが加入しているのは国民年金です

質問者は、現在アルバイトで国民年金保険料を払っているということなので、加入しているのは国民年金ということになります。国民年金は20歳以上60歳未満で日本国内に居住する人は、強制的に加入することになります。

年金保険料(令和3年度・月額1万6610円)を支払えば、もしくは保険料を免除してもらえれば、将来年を取ったり、障害をおったり、死亡したときに請求することで国が給付金を支払ってくれるのです。
 
国民年金は終身保険で、支給する理由によってもらえるお金(年金)が違ってきます。具体的には、原則65歳から一生もらえる老齢基礎年金、障害状態になったときにもらえる障害基礎年金、配偶者が亡くなったときにもらえる遺族基礎年金や死亡一時金、寡婦年金などがあります。

民間の生命保険でいえば、個人年金、生命保険(死亡、障害)の両方に加入していることになります。民間の生命保険の場合は、どの種類の保険に加入するか選ぶことで、得られる保障も決まってきますが、国民年金に加入すれば老齢、障害、死亡という保険事故を全部カバーしてくれます。
 
国民年金は、20歳になると年金事務所から国民年金加入手続きの案内が届きますので、市区町村役場または学生なら学校で手続きをすることになります。
 
国民年金保険料は月額1万6610円ですが、万一支払えない場合でも一定の所得以下なら、申請をすることで、保険料を減額または猶予してもらえる制度もあります。もし免除された期間があったとしても、国からの補助が出た形で、将来老齢基礎年金は支給されます。また遺族基礎年金や障害基礎年金についても、免除・猶予を受けていたとしても、保険料を支払ったのと同じ扱いで支給を受けられます。
 

 

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