7月の株式市場の傾向
まずは7月の株式市場は上がりやすいのか、下がりやすいのかを調べるため、以下のような条件で検証を行いました。※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
- 検証対象:全銘柄
- 検証期間:2000年1月1日~2021年5月31日
- 1銘柄当たりの投資金額:20万円
- 買い条件:6月末の営業日に寄り付きで買い
- 売り条件:25日経過後の翌営業日に寄り付きで売り
6月末に全銘柄を購入し、25日経過後に売却した場合について検証を行います。仮に損益がプラスならば7月は株価が上がりやすい月となり、反対に損益がマイナスであるならば7月は株価が下がりやすい月であるといえるのではないでしょうか。ではさっそく検証結果を見てみましょう。
7月の株式市場の傾向:検証結果
- 勝率:44.84 %
- 勝ち数:33,306 回
- 負け数:40,964 回
- 引き分け数:1,803 回
- 合計損益(率): -47,371.21 % 平均損益(率): -0.62 %
- 合計利益(率): 231,420.32 % 平均利益(率): 6.95 %
- 合計損失(率): -278,791.53 % 平均損失(率): -6.81 %
- プロフィット・ファクター(合計利益÷合計損失): 0.830
- 平均保持日数: 27.63 日
その要因として考えられるのは、6月に多くの企業の決算が出そろい、株主総会も終わるため、7月はこれといった大きなニュースが出にくい時期にあたります。そのため、株式市場は下落する傾向にあるのではないでしょうか。
7月の好調銘柄ランキング
次に、株価が下がりやすい7月の株式市場の中でも、好調な銘柄はどのような銘柄なのか確認してみましょう。表は先ほどの検証結果において、勝率の高い銘柄のランキングです。ランキング上位の銘柄を挙げると、次の3銘柄が挙げられます。
- <2175>エス・エム・エス
- <3141>ウエルシアホールディングス
- <8144>電響社
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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社および関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします)
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