ペットは新しい家族。自宅に迎えるとこれまでとは生活スタイルが変わり、ペット中心の生活になることがあります。とはいえペットを残して外出しなければならないこともあります。留守の間にベッドが快適に過ごしているのか、飼い主なら気になるもの。そんな時に役立つのがIoT(Internet of Things:モノがインターネットのように繋がる)家電の数々です。
今回はペットと過ごすときにあると嬉しいIoT家電をいくつか紹介していきましょう。まず1つ目は留守中のペットの撮影に最適なカメラです。
1. 不在中の犬猫の様子をカメラで確認
留守中のペットの様子を知るのに手っ取り早いのがカメラを設置することです。餌置き場やベッド、トイレのそばにカメラをセットすることで留守中の様子をスマートフォンから覗くことができます。さらにカメラによっては、スマートフォンのマイクから、ペットに話しかけることもできます。 代表的な製品としておすすめなのが、パナソニックの屋内HDペットカメラ「KX-HDN215」です。フルHDの高画質で撮影でき、カメラは左右に360度回転、上下に90度、動いてペットを探すことができます。さらに、本体には動作検知センサーと赤外線センサーを搭載しており、センサーがペットの動きを捉えると、自動的にカメラが動いてペットを撮影する自動追尾機能も搭載しています。ペットがよくいる場所を3カ所まで登録でき、ワンタッチでその場所の撮影ができます。リアルタイムでペットの様子を見られるほか、自動撮影した映像も楽しめます。一週間の映像を35秒にまとめて見られる一週間ダイジェスト機能も便利です。 さらに面白いのが、ペットにいたずらされても倒れにくい構造になっていること。真上に持ち上げると簡単に持ち上がりますが、ペットが左右から押しても倒れない特殊な転倒防止構造を採用しているので、いたずら好きなペットがいても安心です。
ペットの様子はスマホからいつでも見られます
2. スマホ操作でおやつがあげられるドッグカメラ
遠隔カメラでペットの様子を見るだけじゃ物足りないという場合、ペットにおやつをあげられるペットカメラはどうでしょうか。「Furbo ドッグカメラ」は犬用のペットカメラで、本体内にドライタイプのウェットフードをセットすることができます。後はスマートフォンからの操作でペットフードを飛ばすことができ、留守中の愛犬と遊べるという仕組み。 フルHDの高画質で撮影でき、最大4倍ズームを搭載。本体は回転しませんが160°のワイドレンズを搭載しているので、部屋の広い範囲を写すことができます。夜間は自動的にあんしんモードに切り替わるため部屋が暗くてもペットの様子を捉えることができます。また、月額サービスの「Furboドッグシッター」を利用すると、留守中の様子を撮影してダイジェストで見られたり、鳴き声や遠吠えなどを通知できたりする機能が利用できます。
3. 猫の毎日の動きを可視化するIoT首輪
ペットの様子を見守れるのはカメラだけではありません。ペットの動きを記録するロガータイプのデバイスなら、映像こそ記録できませんが、どう過ごしているかをしっかりと記録できます。猫を飼っているお宅におすすめなのが、「Catlog」です。 Catlogは猫に取り付ける首輪型のIoTデバイス。わずか約9gのペンダントの中には様々なセンサーを内蔵し、猫の動きを計測することができます。スマートフォンアプリには、寝ている、くつろいでいる、歩いているなど、猫が今、何をしているかが、可愛らしいイラストで表示されます。 さらにすごいのが、その行動が記録され24時間365日見守れること。例えば食事の回数が減っていたり、運動していないといった場合、通知で知らせてくれます。また、猫の種類や年齢などを元にした似た猫の平均を表示し、比較できる機能も。猫が寝ているイラストも可愛くて評判です。
出かけている時にアプリを立ち上げると、留守中の猫が今ご飯を食べていたり、すやすやと眠っている様子がわかるのが楽しいです。
さらにCatlogには、猫の体重とトイレから健康状態をチェックできる「Catlog Board」も 登場予定(2021年8月一般発売)です。
使っているトイレの下に敷くだけの「Catlog Board」(予約価格6980円)
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