5G通信とは
第5世代移動通信システム(通称5G)は、高速大容量、低遅延、多数同時接続を実現する次世代高速通信システムです。5Gの普及で、大容量な動画、ゲームコンテンツだけでなく、VR、AI、自動運転といった新しいサービスの展開が期待されています。5Gに関しては、NTTドコモ(docomo)、KDDI(au)、ソフトバンク(Softbank)、楽天モバイルで始まっており、各回線を利用しているMVNOサービスでも5Gをオプションとして開始しています。まだ利用できるエリアは限定的ではありますが、将来的には広い地域で5Gが利用できるプランを各社が発表しています。
5G対応で高機能な「moto g100」
モトローラ・モビリティ・ジャパンは、「moto g」ファミリーのフラッグシップ端末として「moto g100」をリリースしました。5G対応に加え、SoCはSnapdragon 870、21:9の縦長の6.7インチディスプレイ、リフレッシュレートは90Hzに対応と、ハイエンド機種並みのスペックになっています。 また、フロントカメラは1600万画素+800万画素超広角のデュアルカメラ、リアカメラは6400万画素(メインカメラ)+1600万画素(超広角/マクロ)+200万画素(深度センサー)の3眼カメラとなっており、動画撮影時はフロントカメラとリアカメラの同時撮影が可能になっています。マクロカメラにはリングライトを搭載しています。 OSはAndroid 11ですが、オリジナルの機能として、外部ディスプレイに接続するとパソコンのようなデスクトップ表示ができる「Ready For」機能を搭載しています。キーボードとマウスを接続することでパソコンに近い操作感になります。 デュアルSIM仕様で、2枚のSIMカードを使い分けられる「DSDS(5G+4G)」にて利用が可能です。5Gの対応バンドはSub-6GHz band n1/n3/n5/n7/n8/n28/n38/n41/n66/n77/n78となっています。 なお、ハイエンド機種と比較して不足している点としては、おサイフケータイ機能の非搭載、防水機能は防滴レベル、ディスプレイが有機ELではない、などありますが、これだけの機能を搭載しながらも価格は5万円台とリーズナブルになっています。初めての5G端末としては、十分すぎる機能を持っているといえるでしょう。【おすすめ記事】
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