1. 窓のない室内でもぐんぐん育つLED照明付き水耕栽培器~オリンピア照明「灯菜(アカリーナ)OMA14」
アトリエの玄関に置いて使っているのが、オリンピア照明のLED照明付き水耕栽培器「灯菜OMA14」です。玄関にも何かグリーンを置きたいと思ったものの、居住しているわけではないので留守も多く、全く日が当たらないのでハードルが高い……。LED照明付きの水耕栽培器をいろいろと探している中で、シンプルなデザインとコンパクトさに惹かれて購入しました。タネまき用の培地スポンジや発芽するまでのフタ、お試し用の液体肥料やタネがセットになっていて、すぐに栽培を始められるのが魅力です。発芽したらフタを外してLEDを点灯させますが、タイマースイッチを押せばLED照明が点灯16時間→消灯8時間を自動で繰り返すので手間いらず。調光スイッチもあるので、寝室などに置いていて明るさが気になるような場合は4段階で調節も可能です。 注意すべきは養液を切らさないようにすること。キャップ1杯の水を1Lの水で薄めて作った養液を冷蔵庫で保存しておいて、こまめに足すようにしています。お子さんがいるご家庭なら、植物(野菜)の生長の様子を一緒に観察したり、水やり(養液の補充)をお子さんの担当にしたり、1カ月弱で食べられるようになる野菜を収穫して食べたりすることで、食育にもなることでしょう。
2. スウェーデン発、自動散水機能付きのおしゃれな水耕栽培器~ボタニアム「BOTANIUM」
2020年11月に日本で発売されて以来、自宅でもアトリエでも愛用しているのがスウェーデン発のおしゃれな自動散水機能付き水耕栽培器「ボタニアム」。水やりが多すぎれば根腐れを起こし、少なすぎればもちろん枯れてしまうし、植物を育てるのはなかなか難しいものですが、3時間に1回、自動で水やりをしてくれる夢のような水耕栽培キットなのです。キットには土の代わりに使用する人口石のハイドロボールと、ミネラルベースの液体栄養素が同梱されていて、種や苗を用意するだけですぐに栽培が始められます。ハイドロボールは水、栄養素、空気をたっぷり含んで、不要な水はタンク内に戻って再利用できる仕組みになっています。だから、約1カ月に一度、水と栄養素を補充するだけで済むというわけ。手間がかからないのはもちろんのこと、余計な水も使わず、まさにエコ。
散水口から出る五角形の水の流れが美しく、かすかに水の音がするのが癒されますし、この散水のタイミングに出合えるとラッキーという気持ちになります。 ひんぱんに水やりをする必要がある野菜や果物(バジルやオレガノ、ミントなどのハーブ類や唐辛子、イチゴ、トマト、パクチーなど)が向いている水耕栽培器で、現在、自宅ではペパーミントと観葉植物のシンゴニウム・ポドフィルムを、アトリエでは種からまいた唐辛子とミニトマトを栽培中。先述の「灯菜」とは違ってLEDは搭載されていないので、なるべく日の当たる窓際に置いています。
ホワイトスモーク、アッシュグレー、ローレルグリーンといずれもマットな質感の落ち着いた北欧カラーがそろっています。
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