毎日のことだからラクしたい! ご飯の炊き方
新型コロナウイルスの感染拡大により在宅時間も増え、「毎日の調理がつらい」という声も聞かれるようになりました。とくに毎日3回ご飯を炊くことを負担に感じている人が多いようです。今回は毎日のご飯炊きをラクにする方法をご紹介します。
ラクをするなら「まとめ炊き」。おいしく冷凍保存するコツも
炊きたてのご飯は確かにおいしいですが、毎日3回となると負担に感じる人もいるかもしれません。それであれば数回分をまとめて炊いてしまいましょう。翌日分までなら冷蔵庫で保存、それ以降の分もまとめるならば冷凍保存がおすすめです。 ご飯をおいしく冷凍保存するコツは、炊きたてで熱いうちに1回分ずつをラップで包むことです。「冷めてからやろう」ではご飯の水分が飛んでしまい、温め直したときにおいしくなくなってしまいます。1回分ずつラップに包んだものを、チャック付きの保存袋に入れて冷凍します。冷凍したご飯は1カ月以内を目安に食べるようにしましょう。
▼【節電豆知識】炊飯器の保温機能を使うなら4時間までが目安
ご飯をまとめ炊きしたときに、炊飯器の保温機能を使うのは4時間を目安にすると節電になります。ご飯3合を炊飯し、1.5合ずつ2回に分けて食べるとすると、炊飯器の保温機能を使った場合、保温4時間で消費エネルギー300.60Wh/電気代約6.61円。保温をせずに1.5合を電子レンジで加熱した場合は消費エネルギー295.27Wh/電気代約6.50円となります(省エネルギーセンター・家庭の省エネ大辞典より)。
100均にもある! お米を研ぐのに便利な道具を活用する
ご飯を炊く際に面倒に感じる「米を研ぐ作業」。これは100円ショップなどで売られている便利グッズを活用するだけでラクにでき、さらには時短にもつながることがあります。おすすめは以下の2つの便利グッズです。▼手を濡らさずに済む! 100円ショップの「なるほど米とぎ」 100円ショップで売られている「なるほど米とぎ」(110円(税込))は、手を水につけずにお米を研ぐことができるので便利です。 また水を換えるときは、水切り板を添えて水を切るようにすると、お米がこぼれるのを防ぐことができ、慎重にならずに済むので、時短でお米を研げるようになります。
▼水切りがサッとできる3COINSの「ザル&ボウルセット」 さらに時短でお米を研げる便利グッズが、3COINSの「ザル&ボウルセット」(330円(税込))です。
ザルとボウルをセットした状態でお米を研ぎ、水を換えたいときは外側のボウルを傾けます。内側のお米が入ったザルは水平を保ち、ボウルの水だけを流すことができる優れものです。
毎日3回のご飯炊きも、今回ご紹介した便利グッズを使ったり、炊飯の回数を減らすことによって、少しはラクになりますね。是非おためしください。