人間関係

「ソロ活」はいいけど自立と孤立は違う。いつも「1人」の人の注意点

最近は、「ソロ活」をする人が増えています。単独行動は自立した大人だからこそできることでもあり、素敵なことですが気を付けたほうがいいこともあります。

ひかり

執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

1人がいいときと、そうでないときがある

おひとり様

最近は、「ソロ活」をする人が増えています。単独行動は自立した大人だからこそできることでもあり、素敵なことですが、どんなときも「1人」である場合は、生きづらくなってしまうこともあります。いつも「1人」の人が、気を付けたほうがいいこともあります。

 

気を付けること1 : 適度に人に関わったほうがいいこともある

1人で行動することは悪いことではありませんが、例えば、会社の仲間、子供のママ友グループなどとは、適度に関わったほうがいいこともあります。やはり生活していく上では、色々な情報があったほうがより良い選択をしやすくなるし、何か困ったときに相談相手がいると、心強いこともありますしね。

人に気を遣うのは面倒なこともありますが、適度な距離感を持って接すれば、そんなに疲れるものではありません。「距離が近すぎて息苦しい」と感じるときは、スッと離れればいいだけのことです。例えば、「仕事(家庭のこと)で忙しい」「親(もしくは祖父母)の介護がある」「体調がよくない」など、それなりに“相手が納得できる理由”を言えば、分かってくれることも多いでしょう。

なによりも、その環境のなかに1人でも“心許せる友達”ができたら、その環境自体を楽しめるようになるもの。「分かり合える人がいるかどうか」で、幸せ度は変わってきますしね。

だから、適度な距離を持ちつつも、ときには自ら人の輪に入っていったり、気が合いそうな人に話しかけたりしたほうがいいでしょう。

 

気を付けること2 : 1人でいてもいい、でも「嫌われない人」でいたい

単に友達ができないだけであるにもかわらず、「1人が好きだから」と自分に言い訳をしている人もいます。「望んで1人でいる」のと、「仲間外れ」なのは違います。やはり生きていく上では、味方になってくれる人がいたほうがいいでしょう。

場合によっては、いつも1人でいることで仲間外れにされてしまうこともあります。その場合は、もしかしたら相手に「私は、あなたたちのことが苦手だから、1人でいたいのよ」と思っているのだと勘違いされてしまっていることもあるかもしれません。

そんな誤解がないように、日ごろから、相手に話しかけられたら、笑顔で好意的に対応したほうがいいですし、時には自分からも話しかけるようにしてみるといいでしょう。また、「(みなさんのことが嫌いだからではなく)1人が好きだから、1人でいるんですよ」という雰囲気を出すようにしたほうがいいでしょう。

たとえ1人が好きでも、集団生活のなかで生きていくためには、それなりに周りの人と交流し、自分を理解してもらう必要はあるものなんですよね。

 

気を付けること3 :「仲間を作る方法」を学ぶ姿勢を持つ

1人でいたいわけではないのに、いつも1人になってしまう場合は、「仲間を作る方法」を学ぶことは大切です。ポイントは3つです。

(1)話しかけやすい人になる
(2)自分に雰囲気が似ている人に話しかけて友達になる
(3)はじめは「自己主張しすぎない」で、相手の様子を見る

(1)について
話しやすい人というのは、どういう人かというと、親しみ感があり、少なくとも、人に不快な思いをさせない人です。

いつも機嫌よさそうにしていて、それなりの身だしなみをしていたら(&個性が強過ぎるファッションでなければ)、人から「要注意人物」だとは思われないので、話しかけられやすくなるでしょう。

人見知りの人ほど、心の壁を作りがちです。それは、「相手のことを怖がっていて、信用していないこと」にもつながります。それでは、相手も話しかけにくいでしょう。自分も“人を見る目”を持って、「この人であれば大丈夫」だと思える人に対しては、信じられるようになることは大切ですよ。

(2)について
話しかけられたり、誘われたりするのを受け身で待つのではなく、自ら話しかけることも大切です。「類は友を呼ぶ」というように、似た者同士が仲良くなることが多いので、自分と雰囲気が似ている人に話しかけるようにすると友達になりやすいでしょう。

場合によっては、恥ずかしくても「友達になってほしい」とストレートに言ってみるのもいいと思いますよ。

(3)について
学生のときも、はじめは友達がいたのに、嫌われてしまい、1人になってしまった人というのはいるものです。

そういう人は、我が強く、相手を自分に合わせさせようとしたり(相手をコントロールしようとしたり)、また、悪口や不平、不満、自慢話ばかりを言いすぎたりして、相手に「一緒にいても楽しくない」と思われてしまうことも少なくありません。

人が一緒にいて心地よいと思う相手というのは、「自分のことを理解してくれて、一緒にいると、自分らしくいられる相手」です。だから、相手が相手らしくいられるためにも、自己主張ばかりしないで、まずは相手の様子を見て、相手を理解するようにしたほうがいいでしょう。

ここまで「いつも1人の人が気を付けたほうがいいこと」を紹介しました。1人でいることは、悪いことではありません。でも、場合によっては、友達や仲間と一緒にいたほうがいいこともあります。だから、適度に人付き合いができる人でいたいものですね。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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