Dispo講座、最終回の第3回は、撮った写真を使って、Dispoの世界でどのように遊べば良いのかについて解説します。他のSNSとあまりに違っているので、最初は戸惑うかもしれませんが、フォロワー数が意味を持たない、写真だけが価値になるSNSは、実はとてもハードルが低く、誰もが楽しめるものなのです。

第1回:エモい写真が撮れるSNSアプリ「Dispo(ディスポ)」って何? インスタとの違いは
第2回:Dispoの楽しさは写真の「大喜利」面白い写真を撮るコツは?
 

まずは、色んなロールを見ていこう

Dispo講座その3の1

ロールから写真を見ると、このように左下に撮影者名、右下にハートマーク、コメント、書き出しと並ぶ。

Dispoは写真を撮るだけのアプリではありません。そうでないと、翌朝9時まで待ったり、加工ができなかったりするのも、ただの面白機能になってしまいます。他の人が撮った写真を見たり、自分の写真を見せたりして楽しむ、写真SNSであることが、何よりの魅力なのです。
Dispo講座その3の2

各ロールにはスコアボードがあり、ハートマークが多い写真がギャラリー表示されている。ここを見るとロールの雰囲気が掴みやすい

写真をある程度撮ったら、次は誰かのロールを見に行ったり、自分のロールを作ったりしてみましょう。ロールは、自分で作成したロールや、誰かのプロフィール画面の下に並ぶロールを見て、気に入った写真があったら、どんどん、ハートマークを付けていきます。

また、気に入った写真があれば写真左下に表示される撮った人の名前をタップして、その人のプロフィール画面に行きましょう。そこで、更にその人が参加しているロールから、自分好みのロールを探します。

ロールが探せないという方は、プロフィール画面にある検索機能で、私のID「@notomi」を検索して、そこを取っ掛かりにしていただいても構いません。
 

Dispoにタイムラインはない

Dispo講座その3の3

通知画面には、ロールへの招待通知や、フォローされたこと、自分が参加しているロールにジョインした人、写真にイイネされたことなどが表示される

Dispoではロールや撮影者の人をフォローすることもできますが、Dispoでのフォローは他のSNSとは意味が全然違います。まず、人をフォローすることにはあまり意味がないのです。

InstagramもTwitterも、自分のタイムラインがあって、そこにフォローした人の写真や呟きが表示されます。なので、その人の投稿を見たいと思ったらフォローする必要があります。

しかし、Dispoの場合、タイムラインと呼べるようなものはなく、あるのはロール画面と通知画面だけです。そして、ロールにはそのロールに参加している人の写真が並んでいて、それらはフォローしていてもしていなくても見ることができますし、撮った人のプロフィールもフォローフォロワーと関係なく見ることができます。

なので、誰がフォロワーで自分が誰をフォローしているのか、Dispoにハマればハマるほど、どうでも良くなってきます。また、フォロワー数がどれだけ多い人でも、写真を上げていなければ、Dispo上ではいないと同じなのです。
 

とにかくロールに招待されなければ始まらない

Dispo講座その3の4

ロール参加のリクエストが来ると通知画面に表示されるので、そこをタップして、この画面で参加するかどうかを決める

そして、ロールをいくら見ても、人をフォローしても、ロールをフォローしても、誰かから招待されない限り、ロールへの参加ができません。そもそも、ロールのフォロー機能は、単に自分のロール画面にそのロールを表示するというだけの機能で、つまりはブックマークのようなものです。

ロール参加者であっても、誰がそのロールをフォローしているのかを確認することができないのです。コメント機能はあるので、自分が入りたいロールで自分が好きな写真を撮っている人に、「このロールに招待してください」と伝えることはできますが、相手がそれを了承するかどうかは分かりません。

それよりも、参加したいロールの写真にハートマークを付けて、好きな写真を沢山上げている人をフォローする方が、ロールに招待される可能性は高くなります。さらに、自分も面白い写真をあちこちのロールに上げていれば、ロールへの招待はどんどん来るようになります。

そこで、その招待を受けるかどうかは自分次第。ただ、断ると、もう一度招待され直さないと参加できません。また、ロールは定員が69名なので、いっぱいになったら入れません。招待を断る時は慎重に。
 

自分のロールを作ってみよう

Dispo講座その3の5

ロール作成画面で「Low saturation」というロールを作っているところ。普通は公開ロールを作る。プロフィール画面に表示したくないロールを作る場合、プライベートを選ぶ

Dispoで色んなロールに参加する一番の近道は、自分でロールを作って、そこに自分が好きな写真を撮っている人を招待することです。そうすることで、Dispoの世界は一気に広がります。

ロールの作成は簡単。ロール画面右上の「+」ボタンをタップして、出てきた画面で、ロール名を入力、ロールのアイコンに使うフィルムケースの色を選び、プライベートか公開を選んだら、右上の「作成」ボタンをタップ。これででき上がりです。

ここでポイントになるのは本連載の第2回「Dispoの楽しさは写真の『大喜利』面白い写真を撮るコツは?」でも書いたようにロールのタイトルです。ロールには写真が集まらないとつまらないので、なるべく身近でネタが探せて、撮り方や構図に工夫ができるものが良いようです。

そのため、Dispoには「Red」「Blue」といった色がテーマになったロールや、「Sky」「Street」といった、日々変化する素材を扱ったロール、「Shadow」「Reflect」といった光を扱ったロールなどが沢山あり、それらには写真が集まりやすいようです。
Dispo講座その3の6

これは、私が「Blue」というロールに上げた写真。青いモノや青い風景でなくても、こんな風に青空が少しのぞく「Blue」も面白いかなと思った

面白いのは、同じテーマでも参加する人が違えば、ロールに並ぶ写真の雰囲気も違ってくるということ。なので、テーマ選びの次に重要になるのは、メンバー集めなのです。そこで、それまでの様々なロールを見てきた「目」が役立ちます。

他所のにせよ自分のにせよ、参加するロールには自分が好きな写真が並んでいて欲しいものですし、そうなるとDispoは本当に面白くなってきます。自分が好きな写真を撮っていて、自分が決めたテーマに向いていそうな人を見つけたら、片っ端から招待していきましょう。招待を受けてもらって、写真が上がっているのを見る嬉しさは、他のSNSでレスをもらう嬉しさの比ではありません。本当に嬉しいものです。
 

ロールには見本になる写真を上げておこう

Dispo講座その3の7

reflect on(反射)というテーマのロールを作った時に上げたサンプルの一例。水に映った景色も「反射」だよね、という提案

ただ、招待を受けてもらうためには、そのロールがどういう雰囲気を狙っているのかを相手に伝えなければなりません。なので、自分で見本になる写真を沢山並べておく必要があります。

もちろん、1枚も写真が上がっていないロールから招待されることもありますが、そういうロールには参加しにくいものです。このサンプルの写真を上げるという段階で、Dispoの撮影時には確認も加工も撮り直しもできないというシステムが生きてきます。

自分が撮った写真は、自分の趣味やセンスが、ほぼそのまま写っています。だから、見る人も、その写真が自分の趣味に合うかどうかを決めやすいし、似たような趣味の人が集まりやすいのです。

ロールの参加者は誰でも、そのロールに他の人を招待できるので、ある程度センスが揃っていた方が、ロールが育つ楽しみが大きくなります。

ロールの作成者だからといって、Dispoの中では大した権限はありません。せいぜい、メンバーや写真の削除とロール自体の削除くらいです。誰が作ったかも一応表示されますが、表示が小さすぎて、あまり気にされることはないようです。ポイントは、そのロールに写真を上げることが楽しいかどうか、それだけです。
 

写真だけで世界の人々と繋がる面白さ

Dispo講座その3の8

招待されて入った「Landscape seen by alien」というロール。エイリアンが見た風景を考えて撮るのが楽しいと思う人が集まっているようで、写真も個性的で面白い

ここまで来ると、後は、写真を撮って、次の日にロールに上げて、ロールを見て他の人が撮った写真にハートマークをつけて、招待を受けたり断ったりして遊ぶだけです。

色んなテーマで写真を撮ることも楽しいし、他の人の写真を見て「あー、こういう撮り方があったのか」と驚いたり、「こういうの自分も撮りたいなあ」と挑戦してみたり、知らない国の風景に感動したり、全く知らない人に写真を褒められたりと、日々、写真だけで繋がる緩いコミュニケーションが楽しめます。

言葉はほぼ不要なので、世界中、誰とでも繋がれるのが、とても楽しいのです。
Dispo講座その3の9

近所の街灯でも、撮る日の天気や時間が違うと見える景色も変わるので、ネタには全然困らないのだ。

写真はいっぱい撮っていっぱい上げるほうが、色んなロールに招待されて楽しみは広がります。「こいつ、いつも良い写真撮るなあ」と思っていた相手から、自分の写真にハートマークが付けられたりすると、物凄く嬉しいものです。そうやって、世界中の人のセンスに触れられる時間が得られるし、自分のセンスを世界相手に試したりもできるのです。

まあ、他のSNSのように、インフルエンサーとかはいないし登場もできない仕組みなので、お金儲けには繋がりません。だから、Dispoはあまり流行らないかもしれません。

しかし、世界には一日何百枚も写真を撮って楽しんでいる人がいっぱいいるということは確かなことで、それが実感できるだけのユーザーがいれば、別に大流行する必要もないのかなと思いながら、日々、Dispoで遊んでいるのです。

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