1. 独自のヒーターで熱々トーストもリベイクもお料理にも大活躍のスタイリッシュトースター
パナソニックから2月1日に発売されてまだ2カ月ちょっとなのに、大評判なのがオーブントースター「ビストロ」NT-D700。これまで「コンパクトオーブン」という名前で約20年間、販売されてきたトースターをフルモデルチェンジしたものなのですが、オールブラックのデザインがスタイリッシュで、キッチンやダイニングに置いてあるだけで気分が上がる一台です。一般的なオーブントースターは遠赤外線ヒーターのみを搭載していますが、こちらには庫内上部に遠赤外線ヒーターと近赤外線ヒーター、下部に遠赤外線ヒーターを配置した「遠近トリプルヒーター」を採用しているのが大きな特徴。近赤外線は遠赤外線よりも食品内側に熱エネルギーが浸透しやすいという性質を持っているので、表面にちょうどいい焦げ目をつけながら、中までじっくり火が通るのです。
トーストやピザを焼くほか、予熱なしでオーブン調理もでき、カレーパンのような惣菜パンも直焦げすることなく上手に温め直しができるのが便利なんですよね。 新モデルでは、薄切りか厚切りか、常温か冷凍かなどのパンの状態に合わせて1800パターンの個別プログラムを用意し、計7200通りのプログラムをもとに最適に焼き上げる“インテリジェント制御機能”を搭載するなどブラッシュアップ。15の自動メニューを備え、厚切りの冷凍食パンも外はこんがり、中まで熱々のトーストに自動制御で焼き上げます。
何も表示がないので一瞬心配になるかもしれませんが、ダイヤルを回してメニューを選び、選んだ位置でダイヤルを押すと焼き色が5段階から選べる仕組みで、直感操作ができます。すべての指示は液晶画面に表示されるのもいいですね。
使う前は扉部分もブラックで何も見えないのに、スタートボタンを押した瞬間、庫内がオレンジに照られされて、パンや食材が浮かび上がって見える様子も心躍ります。出色は近赤外線の特徴を生かした「じっくり焼きいも」。60~70分ほど時間はかかりますが、外はうっすら焦げ目がついて中はねっとりと甘いスイーツのような仕上がりになって超美味です。
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