赤字続きのジムと老朽化する賃貸物件、今後どうすれば?
皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回のご相談者は、ジムを経営する60歳の男性。年間の赤字額が200万円と経営が大きく落ち込む中、所有する不動産についても思案中。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんがアドバイスします。※マネープランクリニックに相談したい方はコチラのリンクからご応募ください。(相談はすべて無料になります)★マネープランクリニック編集部では貯蓄達人からのメッセージを募集中です★
ジム経営の赤字が高額です
■相談者
Nさん(仮名)
男性/自営業/60歳
関東/実家
■家族構成
妻(ジムの手伝い/55歳)、夫の母親(89歳※現在老人ホーム)、妻の母親(80歳※要介護2)
■相談内容
ジム経営が大きく赤字で年間200万円ほど。さらに、母の老人ホームの費用が年間560万円かかる。家賃収入として、年間100万円の賃貸マンションは築14年だが、年間200万円あるアパートの方は築40年。今後どうするか。
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)保険料について
「10万円」の内訳は不明のまま。
(2)相続について
ご実家は相談者が相続する。
(3)ジム経営について
金融機関から借り入れはなし。希望としてあと5年は続けたいとのこと。
(4)Nさんの母親の年金について
年額200万円ほど。
(6)賃貸物件について
仮に今、売却するとすれば、マンション1800万円(2LDK)、アパートは4000万円とのこと。
(7)年金について
夫婦合算で公的年金の受給額は年間150万円くらい。
(8)老後の生活費について
毎月33万円が希望額。
■FP深野康彦の3つのアドバイス
アドバイス1 老後資金が準備できるかが判断の目安
アドバイス2 所有する不動産は「売却」を優先させる
アドバイス3 現在の、そして将来の家計支出を抑えることが有効
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