新品が半額になる場合も!「メルカリ」や「ラクマ」で失敗しない買い物術
「メルカリ」や「ラクマ」などフリマアプリの利用者は年々増えていて、「使ってみて気に入らなかったらフリマで売ればいいや」と気軽に買い物するきっかけにもなっているようです。フリマアプリ=売る場所という認識のほうが強く浸透しているように思えますが、売れるということは買う人がいるわけで、筆者も最近は必要なものがあると、今まで使っていた大手のネットショッピングサイトよりも先にフリマアプリで探すようになりました。最近では、他のネットショップで約1万3,000円のコーヒーメーカーを新品8,000円で購入したり、1万円ほどする鉄鍋の新品を2,000円で購入できたりしています。 フリマアプリ内でも相場はありますが、いらない人にとっては「いらないから早く処分したい」という人もいて、格安で買い物をすることができる場合もあるのです。
しかしあくまで個人間売買。フリマアプリで失敗せずに買い物をするにはいくつかの注意点があります。今回はフリマアプリで上手に買い物をするためのチェックポイントをご紹介します。
チェックポイント1:安心なのは匿名配送
まずは配送方法です。匿名配送とはお互いの個人情報を知らせずに配送できる方法です。基本的には出品者が匿名配送か通常配送か選択しているのですが、ここはやはり個人情報を知られない匿名配送を選んでおいたほうが安全でしょう。フリマアプリに限らずですが、近年、個人情報を集めるために品物を安く売っている業者が存在しています。もちろん個人の出品者で送料を安くするために通常配送を選択している人もいますが、筆者は個人的には、通常配送で同じ商品を複数、そして安く出品している出品者は危険な可能性もあるかなと利用するのを避けています。なかなか見分けもつかないと思うので、匿名配送でやりとりしておいたほうが安全です。
チェックポイント2:取引相手の評価を確認する
それまでに売買をした人の評価が画面で確認できるようになっているので、必ずそこは確認し、あまりに悪い評価がある場合は取引するのをやめたほうがよいでしょう。チェックポイント3:人によって感覚が違う「未使用に近い」
どこのフリマアプリでも、出品する商品の状態を「新品未使用」「未使用に近い」等で表示しています。この「未使用に近い」というのが人によって感覚が違いますので、商品説明に何も書いていなければ「どれくらい使ったのか」、コメントで質問すると良いでしょう。チェックポイント4:電化製品は新品未使用でも初期不良を覚悟して
電化製品においては、新製品が出たあとのいわゆる「型落ち」商品をかなり安く購入することができます。しかしフリマに限りませんが、電化製品の場合は新品未使用であっても初期不良の可能性がある点を知っておかなければなりません。一般的なお店で購入すれば1年以内なら無料で修理か交換などの処置がありますが、フリマの場合は購入してから1年以上経過して出品されているものもあります。その際は初期不良の可能性もゼロではないことを覚悟して購入しましょう。
この点においては逆に、使用済みの商品で「動作確認済み」となっている商品のほうが安心できるかもしれません。
チェックポイント5:新品でも、経年劣化するパーツがあるものは購入年数を確認する
新品未使用の商品でもゴムが使われているものなど、経年劣化するパーツが入っている場合は、購入年数を確認したほうがよいでしょう。例えば、靴は底のラバー部分が経年劣化しやすく、新品のものでも年数が経っているとすぐに亀裂が入ったりしてしまいます。商品ごとに注意する点はまだまだありますが、フリマアプリでの買い物も慣れればかなりお得な買い物をすることができるようになります。まだ利用したことがない方は、はじめは少額のものから慣らしていってはいかがでしょうか。
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