3ステップで作れる! 本場「バスクチーズケーキ」のレシピ&アレンジ3選
いまや定番スイーツになった「バスクチーズケーキ」。名前の由来となったのは、スペイン・バスク地方のバル街にある人気店、ラ・ヴィーニャ(LA VINA)のチーズケーキです。黒く焼き焦がした表面はカラメルのような香ばしさ、内側は半熟のようなクリーミーな断面。シンプルでありながら衝撃的な美味しさに、一度食べた客は必ず戻ってくるといわれています。
材料5つと3つのステップで簡単に完成する、本場のバスチーレシピとおすすめアレンジをご紹介します。
・クリームチーズ……400g
・生クリーム……200ml
・卵……3個
・きび糖……120g(グラニュー糖で代用しても)
・薄力粉……小さじ1
下準備
クリームチーズは冷たいと混ぜにくいので、常温にします。ふんわりラップをして電子レンジに1分ほどかけ、なめらかなクリーム状に練っておきます。 STEP1「材料を混ぜる」
クリームチーズに溶き卵を4~5回に分けて加え、都度よく混ぜます。きび糖、薄力粉、生クリームの順に混ぜていきます。混ぜ方は、ホイッパー(泡立て器)をボウルの底につけたまま回す“グルグル混ぜ”でOK。 STEP2「型を準備」
ベーキングシートを水で濡らしてギュッと絞り、型に添わせるように敷き詰めます。敷き紙をクシュッとさせることで、側面のランダムな焼き色が生まれます。 STEP3「焼成する」
生地を流し入れ、250℃に予熱したオーブンで30分焼きます。焼きあがりはフルッフルに揺れて「生焼けかも?」と不安になる状態ですが、すぐに火の入る材料しか使っていないので心配ご無用。網の上に取り出し、常温になるまで余熱でゆっくり安定させます。
Tip2. おいしく保存する方法
すぐに食べないときは冷蔵庫で保存し、数十秒レンジにかけ常温にしていただくのがおすすめ。冷凍庫なら3週間ほど保存できます。におい移りしやすいので、ラップ&冷凍用保存袋に入れるなどのケアをしてあげてください。Tip3. ちょい足しアレンジ
材料5つのシンプルなバスクチーズケーキは、ちょい足しで味変させるのも醍醐味の1つ。王道の蜂蜜やカラメルソース、ジャムやフルーツソースならパッションフルーツ、アプリコット、ラズベリーなど酸味強めのものがよく合います。
ちょっと大人な楽しみ方なら、オリーブオイルやバルサミコ酢、粗びきブラックペッパー、フレーク塩などをぱらり。チーズの輪郭をよりくっきりさせ、ワインのおつまみとしても楽しめます。
Tip4. 豪快バスチーサンド
萌え断インパクトがお好きなあなたには、食パンで挟んだ豪快なサンドイッチはいかが? ホイップクリームやお好きなジャムを一緒に挟んで、贅沢を詰め込む至福のひととき。常温ではカットしにくいので、バスクチーズケーキは冷蔵庫で冷やしておくと作業しやすくなります。Tip5. やみつき! 飲むバスチー
残ったバスクチーズケーキで是非試して欲しい!私のいちおし「飲むバスチー」。作り方は簡単! 牛乳を加えてミキサーにかけるだけ。とろける口あたりと程よいコク、ホットでもアイスでも美味しいデザートドリンクです。 (左)いちごをスライスしてグラスに貼り、いちごの切れ端、バスクチーズケーキ60g、牛乳60gをミキサーで攪拌。(右)キウイをカットしてグラスの側面と底に飾り、バスクチーズケーキ60g、牛乳80gをミキサーにかけました。オレンジやブルーベリー、冷凍のミックスベリーなども美味しくいただけます。まとめ
おやつや食後のデザートはもちろん、ワインのおつまみにもなる、とびきり美味しいバスクチーズケーキ。ちょっと大きすぎるかな?と思いつつ、アレンジを楽しんでいるうちに、毎回あっという間に食べきってしまいます。テキストに隠れた難しい“コツ”はありません。初心者さんも気負わず、まずは最初の1台から試してみてください。<関連記事>
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