Adobe Photoshop Elements 4.0 Macintosh版のスタートアップスクリーン。「新規ファイルを作成」「Adobe Bridgeで参照」「カメラまたはスキャナから取り込む」のアイコンをクリックしてスタートします |
画像編集ソフトの超定番「Adobe Photoshop Elements(アドビ フォトショップ エレメンツ)」のMacintosh用最新バージョン、「Adobe Photoshop Elements 4.0 Macintosh版」がいよいよ登場です。
今回のMacintosh版バージョンアップでは、Windows版の同バージョンには無い、「Adobe Bridge for Photoshop Elements」が搭載されているのが大きな特徴です。
それでは、「Adobe Photoshop Elements 4.0 Macintosh版」(以下、Photoshop Elements 4.0 Mac版)の、注目の機能を実際に使いながらご紹介しましょう。
- この記事ではAdobe Photoshop Elements 4.0 Macintosh版ベータ版を使用しています。
Adobe Photoshop Elements 4.0 Mac版登場
もくじ
- Mac版に付属「Adobe Bridge for Photoshop Elements」とは?
- クリックして選択する「マジック抽出」
- ドラッグで角度を修正「角度補正」
- クリックで本来の肌に「肌色補正」
- 複数の赤目を同時に修正
- カードや名刺などレイアウト印刷を活用
- お気に入りPhotoshop Elements 4.0の機能
- Photoshop Elements 4.0 Mac版の製品情報
Mac版に付属「Adobe Bridge for Photoshop Elements」とは?
「Adobe Bridge」はその名の通り「Adobe CS2」の各製品で扱うデータを「橋渡し」するツールとして利用されています。ですから本来は、Adobe Photoshop CS2やAdobe Illustrator CS2などの、上位CS2製品で扱うデータを整理、検索、閲覧する目的のものでした。
ところが今回のPhotoshop Elements4.0 Macintosh版には、前バージョンまでの「ファイルブラウザ」が強化されたという形で、「Adobe Bridge for Photoshop Elements」が付属しています。もちろんこれは、Macintosh版のみで、Photoshop Elements4.0 Windows版には付いていないものです。
Adobe Bridgeのサムネール表示。ラベルの色分けや、レーティングで、一目で識別しやすいだけでなく、メタデータやキーワードによる検索も強化 |
Adobe Bridge for Photoshop Elementsの特徴としては、単独で起動できますので、「RAW」データの閲覧や、デジタルネガティブ(DNGフォーマット)の書き出しが、このAdobe Bridgeだけで可能となります。
Adobe Bridgeの一覧からRAWデータをプレビューして調整後、DNGフォーマットに書き出すことができます |
また、Adobe CS2の各製品を導入した場合でも、データのやりとり、検索、整理などがよりスムーズに行うことができます。
次はより簡単な操作で補正、加工できる、注目の新機能について紹介しています。次のページへ>>