なぜ200万円超を目指すべきなの?
貯金200万円超と聞いて、それだけ?そんなにも?と感じ方は人それぞれだと思います。なぜ200万円なのかといえば、万一のときに備えておきたい金額だからです。たとえば、4人家族で生活費として30万円必要な場合、200万円を超える貯金があれば、半年の間は貯蓄だけで乗り切ることが可能になりますし、その間に生活を立て直すこともできます。
もちろん、生活費は家族構成や暮らし方で違いがありますが、ひとつの目安として考えてほしいと思います。
ステップ1:できたことを振り返ってみよう
ステップ1としては、2020年のコロナ禍でできたことを考えてみてください。先行きが見えないことから、いつも以上に節約に励んだり、外出できない代わりにモノづくりに励んだりした人も多いのでは?1年間に自分のため、家族のためにできたことを振り返ってみてみると、困難に負けないスキルが備わっていることに気づかされるはずです!
ステップ2:お金の流れを把握してムダを省く
ステップ2としては、2020年は何にどれくらい使ったのかを確認してみてください。昨年は、今までとは違うお金の使い方をしたと思いますし、いつも以上に節約を心がけていたことと思います。節約できたということは、それだけの金額で済むことを意味しています。2021年も2020年のお金の流れを参考にして、予算を組むようにします。そしてその差額は、貯蓄に回すようにしてください。
今まで使っていたお金が必ずしもムダであったとは思いません。とはいえ、なくても大丈夫だったお金であり、場合によってはムダ遣いになっていた可能性もあります。
水道光熱費や各種オンラインの有料サービスなども見直しの対象です。プランの見直しをしたり、必要なサービスなのかを確認したりしながら、本当に必要なモノなのか考えてみてください。なくてもOKと感じたならば、プランやサービスの見直し、解約をおすすめします。
ステップ3:どうやって貯めるのかを考える
ステップ3としては、どうやって貯めるのか、運用するのかを考えてみてください。目標額を200万円超にする場合、1年で貯めるには、2年で貯めるには……というように、いつまでに貯めるのかを明確にし、そのためには毎月いくら貯金すればよいのかを導き出してください。 どのように運用するのかも重要なポイントです。万一に備えることがメインなら、管理がしやすく、現金化しやすい金融商品がおすすめです。具体的には銀行等の積立預金・貯金や定期預金などです。
すでに200万円超をしている、よりお得に運用したいといった場合は、税制の優遇が受けられる金融商品を選ぶとよいでしょう。たとえば老後資金を貯めたいなら「iDeCo(イデコ)」を利用して税金の控除を受ける、長期にわたって運用する場合には、「つみたてNISA」を利用すれば非課税で運用できますよ。
貯金200万円超なんて無理かも……と思うかもしれませんが、まずは3ステップを実践してみてください。続けていくことで、無理なく貯められる貯蓄グセが身に付いていくかも?
【関連記事をチェック!】